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静岡県 48時間雨量200ミリ超え 5月ひと月分の雨量に匹敵 土砂災害に注意

  • 2023年5月15日
  • tenki.jp

週末からきょう15日(月)にかけて、西日本・東日本を中心に雨が続き、静岡県御前崎市では、48時間雨量が200ミリを超えました。平年の5月ひと月分の雨量に匹敵する雨が、たった2日間で降った事に。大雨で地盤が緩んでいる所があります。雨が止んだあとも、しばらくは土砂災害に注意が必要です。

たった2日間で5月ひと月分の雨量に匹敵

3週連続で、雨の週末となった所が多い日本列島。きょう15日(月)にかけて、湿った空気や上空の寒気の影響で、広い範囲で雨に。特に、東海地方や紀伊半島周辺、四国の南東斜面で雨雲や雷雲が発達し大雨となりました。

15日午前10時までの48時間の日最大雨量は、静岡県御前崎市で206.0ミリと、平年の5月ひと月分の雨量(213.4ミリ)に匹敵する雨量がたった2日間でザッと降りました。

その他、三重県熊野市熊野新鹿172.0ミリ(平年比約6割)、尾鷲市159.5ミリ(平年比約4割)、徳島県美波町日和佐156.0ミリ(平年比約6割)など、たった2日間で平年の5月ひと月分の6割以上の雨が降った所もあります。

雨が止んでも土砂災害に注意

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大雨により、紀伊半島から東海を中心に地盤が緩んでいる所があります。午後は、いったん雨が止む所もありますが、大気の不安定な状態が続きます。15日(月)夜にかけて、急な雨や落雷、突風、ひょうが降るおそれがあります。少しの雨でも、土砂災害に注意が必要です。

土砂災害の前兆

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土砂災害の前兆は以下の通りです。

・斜面のひび割れ
・異様な音・におい
・湧き水が止まる
・濁った水が噴き出す

また、雨が止んでから、しばらくたって川が増水する事があります。むやみに、川や家の裏山などには近づかないようにしましょう。

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