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2023年「梅雨入り予想」 沖縄・奄美は平年より遅く 九州〜東北は平年並み

  • 2023年5月11日
  • tenki.jp

2023年「梅雨入り予想」 沖縄・奄美は平年より遅く 九州〜東北は平年並み

きょう11日、日本気象協会が発表した「梅雨入り予想」では、梅雨前線の北上は平年と同様か遅い傾向に。今年の梅雨入りは、沖縄・奄美は平年より遅く、九州〜東北は平年並みでしょう。周期的に雨が降りやすくなってきましたので、大雨の備えは、早めに行うと良さそうです。

「梅雨入り」発表の基準は

梅雨は、春から夏に移行する過程で、その前後の時期と比べて雨の降る日が多くなり、日照時間が少なくなる季節現象です。

天気図にも大きな特徴があり、本州付近には東西にのびる「梅雨前線」と呼ばれる前線が描かれるようになります。
梅雨に入るとともに、大雨による災害が発生しやすい時期になってきます。そこで、気象庁では、それまでの天候の経過と、1週間先までの予報をもとに「梅雨入り」の発表を行っています。

この先1週間の予報で、曇りや雨の日が多くなり始める頃に「梅雨入り」が発表されます。「雨がどのくらい降ったら」など雨量の基準はありません。「梅雨入り」が発表されたら、雨の降り方などに一層耳を傾けて、雨の情報に注意する必要があります。

今年の梅雨入り 沖縄・奄美は平年より遅い 九州〜東北は平年並み

きょう11日、日本気象協会が発表した「梅雨入り予想」では、梅雨前線の北上は平年と同様か遅い傾向で、今年の梅雨入りは、沖縄・奄美は平年より遅く、九州から東北は平年並みでしょう。

沖縄地方ではすでに梅雨入りの平年日を過ぎています。梅雨入り平年日は、沖縄地方で5月10日頃、奄美地方で5月12日頃となっていて、まだ梅雨入りの気配がありません。
ただ、5月下旬に入る前には前線の影響を受けて、沖縄・奄美は雨の降る日が多くなるでしょう。沖縄・奄美はこのタイミングで、5月中旬のうちに梅雨入りの可能性があります。

その後、梅雨前線の北上は早い傾向は見られないため、九州から東北にかけては、平年並みと予想されています。
6月上旬には、本州に梅雨前線が北上することが予想され、九州や中国、四国、近畿、東海、関東甲信で梅雨入りとなり、その後、東北や北陸でも6月中旬に梅雨入りとなるでしょう。

周期的に雨が降りやすくなってきましたので、大雨の備えは、早めに行うと良さそうです。

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