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東北は、あとひと月ほどで雨の季節へ 2023年梅雨入り予想

  • 2023年5月11日
  • tenki.jp

11日に日本気象協会が発表した梅雨入り予想によると、今年の東北地方の梅雨入りは6月中旬の予想です。前回の予想よりも少し遅れ、平年並みの時期に長雨の季節を迎えるでしょう。

日本気象協会「梅雨入り予想」 今年の梅雨入りは?

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11日(木)に日本気象協会が発表した「梅雨入り予想」によると、東北地方の梅雨入りは北部・南部とも「6月中旬」の予想です。
前回の発表よりも少し遅れて、例年並みの梅雨入りが予想されます。

平年では、沖縄の梅雨入りは5月10日頃ですが、すでに過ぎており、気象庁からも梅雨入りの発表はありません。
最新の一か月予想資料によると、梅雨前線の北上するスピードが早まる傾向はなく、東北に至るのは平年並みの時期の予想に変わりました。

(平年の梅雨入り :東北南部 6月12日頃 / 東北北部 6月15日頃)

梅雨明けは早めの傾向 ただ、不順な夏の可能性も

6月から7月の太平洋高気圧の北への張り出しは順調で、今年の梅雨明けは平年並みか平年より早い傾向と見込まれます。
(平年の梅雨明け:東北南部 7月24日頃 / 東北北部 7月28日頃)

ただし、梅雨期間には例年のように大雨になるおそれがあるため、大雨への備えと警戒が必要です。

また、夏に発生が予想されるエルニーニョ現象の影響で、盛夏に「梅雨の戻り」のような天気となる可能性が考えられます。梅雨明け後も、局地的な大雨や日照不足などに注意が必要です。

大雨への備えは早めに

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先週末は東北各地でまとまった雨が降りました。夏に向けて暖かく湿った空気の入る日が増えて、大雨の日も増えていきます。
また、石川や千葉でも大きな地震があったばかりで、災害の多い国住んでいることを改めて実感します。備えを点検しておましょう。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。

② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。

③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

夏に向けて暑い日が増えます。非常用品の着替えは夏仕様か、うちわなど電気がなくても涼をとれるものがあるか、虫よけや虫刺されの薬が避難グッズに入っているか、などもチェックしておきましょう。

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