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5月としては冷えた朝 日中は気温上昇 九州から関東で夏日予想 一日の気温差が大

  • 2023年5月10日
  • tenki.jp

きょう10日の朝は、この時期としては冷えた所が多くなりました。日中は広く晴れて気温が上昇。九州から関東では最高気温が25℃以上の夏日になる所が多いでしょう。朝と日中との気温の差が大きくなりそうです。

朝はヒンヤリ 関東以西で10℃を下回った所も

きょう10日、日本付近は高気圧に覆われ、広い範囲で晴れています。けさは、北日本ではきのうほど強い冷え込みはなかったものの、東日本や西日本ではきのうよりやや低くなった所もありました。

この時期としては空気が冷たく、朝9時までの最低気温は平年より5℃以上低い所もありました。さいたま市や山梨県甲府市は8.5℃、福島市で6.9℃と、いずれも4月中旬並みでした。

昼間は汗ばむ陽気 朝との気温差が大きくなる

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日中はたっぷりの日差しで気温が上がります。九州から関東にかけては25℃以上の夏日となる所が多く、汗ばむ陽気となるでしょう。

ポイントは「一日の気温の差が大きくなる」ということです。朝と日中との気温差が15℃以上となる所が多く、内陸部では20℃以上となる所もあるでしょう。

また、東海や関東、東北南部では「きのうとの気温の差が大きくなる」ということもポイントです。きのうより5度前後高くなる所が多く、急に暑くなるでしょう。身体はまだ暑さに慣れていない時期ですので、こまめに水分を摂るなど、暑さ対策を忘れないようにしてください。

熱中症を引き起こす条件

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熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。

1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。

2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。

3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。

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