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きょう4月26日「よい風呂の日」 連休は気温急上昇も 暑さに備えて入浴で暑熱順化

  • 2023年4月26日
  • tenki.jp

きょう4月26日は語呂合わせで「よい風呂の日」です。きょうは、雨や風でヒンヤリと感じられたところも、あす27日は気温が上がり、快適な陽気に。28日はさらに気温が上昇し、半袖の陽気になる所も。5月始まりは更に暑くなりそうです。暑さに備えて、入浴などで暑熱順化を。

雨や風で気温が上がりにくかった所も

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きょう26日は、雨雲が通り過ぎた西日本では晴れて、きのう25日より気温が上がった所もありましたが、雨や風で気温が上がりにくくなった所もありました。

午後2時までの最高気温は、福岡市で19.0℃、高知市で22.6℃などきのうより5℃くらい高くなりました。
東京都心は18.5℃、仙台市で14.9℃と、きのうと大きく変わりはありませんが、雨や風で体感的にはヒンヤリと感じられたかもしれません。

昼前後に強い雨が降った近畿や東海で特に気温が上がりにくくなりました。大阪市では16.5℃が観測されたのは、午前9時台で日中は15℃を下回っています。

風向きが北寄りに変わってきています。今夜は冷えますので、「よい風呂」にゆっくり浸かるなど、暖かくしてお過ごしください。

5月初め 各地で気温が上昇 行楽地でも急な暑さに注意

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この先の天気と気温です。
あす27日(木)から28日(金)にかけては西から高気圧に覆われて、日に日に気温が上がるでしょう。朝晩と日中の気温差が大きくなりますので、ご注意ください。

29日(土)から30日(日)は、前線を伴った低気圧が発達しながら、本州付近を通過する見込みで、土日は西日本や東海を中心にまとまった雨が降るでしょう。

雨でいったん気温が下がりますが、5月1日(月)から3日(水)は、晴れて気温が上がる所が多いでしょう。九州から東北にかけて日中は25℃以上の夏日になる所もありそうです。行楽地などへお出かけの方も、屋外屋内にかかわらず、熱中症に油断せずにお過ごしください。

暑くなる前から始めよう 熱中症予防

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

①暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。

②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

暑熱順化をするために日常生活でできること

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暑熱順化には、体を暑さに慣れさせることが重要です。個人差もありますが、暑熱順化には数日から2週間程度かかります。暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始めましょう。
暑熱順化のための動きや活動には、次のようなものがあります。

・ウォーキングやジョギング
帰宅時にひと駅分歩く、外出時にできるだけ階段を使用するなど、少し汗をかくような動きをしましょう。目安としては、ウォーキングの場合の時間は1回30分、ジョギングの場合の時間は1回15分、頻度は週5日程度です。

・サイクリング
通勤や買い物など、日常の中で取り入れやすいのがサイクリングです。目安とし
ては、時間は1回30分、頻度は週3回程度です。

・筋トレやストレッチ
室内では、筋トレやストレッチなどで軽く汗をかくことができます。ただ、室内
の温度や湿度には十分注意して、暑くなりすぎたり、水分や塩分が不足したりし
ないようにしましょう。目安としては、時間は1回30分、頻度は週5回〜毎日
程度です。

・入浴
シャワーのみで済ませず、湯舟にお湯をはって入浴しましょう。入浴の前後に
は十分な水分と適度な塩分を補給し、入浴して適度に汗をかくとよさそうです。
目安としては、入浴の頻度は2日に1回程度です。

暑熱順化ができても、数日暑さから遠ざかると効果はなくなってしまいます。自分が暑熱順化できているかを意識し、まだ暑熱順化できていないときには、こまめな水分補給や涼しい場所での休憩などで熱中症を予防しましょう.。

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