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21日 関東甲信や東海は暑さ続く 30℃近い所も 日本海側は気温ダウン 服装注意

  • 2023年4月21日
  • tenki.jp

きょう21日(金)の最高気温は太平洋側では昨日と同じくらいで、関東甲信や東海を中心に季節外れの暑さが続くでしょう。内陸部では真夏日に迫る暑さの所もありそうです。暑さ対策を。一方、日本海側は昨日より気温が大幅ダウンし、日中も薄着ではヒンヤリする所もあるでしょう。

関東甲信や東海は暑さ続く 日本海側は気温ダウン

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きょう21日の最高気温は太平洋側では昨日と同じくらいでしょう。特に、関東甲信や東海では季節外れの暑さが続きそうです。東京都心や名古屋市など、25℃以上の夏日の所が多いでしょう。日中は半袖が活躍しそうです。甲府市や長野県飯田市など内陸部では29℃予想で、真夏日に迫る暑さとなるでしょう。まだ暑熱順化ができていない時期です。暑さで体調を崩さないようお気をつけください。

一方で、日本海側は昨日より気温が低くなるでしょう。最高気温は北海道では昨日より2℃ほど低く10℃くらいでしょう。東北の日本海側や北陸、山陰は昨日より8℃ほど低く、17℃くらいの所が多くなりそうです。新潟市では昨日より10℃以上低い予想です。日中も薄着ではヒンヤリしますので、上着があると良いでしょう。日によって、気温の変化が大きくなりますので、服装選びにお気をつけください。

暑熱順化による体の変化

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暑熱順化とは、体が暑さに慣れることです。暑熱順化ができていないと、体の熱をうまく外に逃がすことができず、熱中症になる危険性が高まります。

人は体温が上がると、汗をかくこと(発汗)による気化熱や心拍数の上昇、また、皮膚血管拡張によって体の表面から空気中に熱を逃がす熱放散で、体温を調節しています。この体温の調節がうまくできなくなると、体の中に熱がたまって体温が上昇し、熱中症が引き起こされます。

暑熱順化ができると、体の外に熱を逃がしやすくなること、汗からナトリウムを失いにくくなること、体温が上昇しにくくなることなどにより、熱中症になりにくい状態になります。

暑くなる前から始めよう 熱中症予防

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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