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沖縄・奄美で非常に激しい雨や4月として記縄的大雨も 大雨警報が再び発表の可能性

  • 2023年4月20日
  • tenki.jp

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きょう20日朝にかけて、沖縄や奄美では断続的に雨が強まり、4月として記録的な大雨となっている所も。奄美地方の雨はおさまっていますが、沖縄本島地方ではきょう20日夕方にかけて、大雨に注意、警戒が必要です。

沖縄や奄美で4月として記録的な大雨

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きのう19日夜からきょう20日にかけて、沖縄付近に前線が停滞し、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいます。

昨夜の気象レーダーの解析雨量では、午後8時30分までの1時間に奄美市付近で約80ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
きょう20日午前10時までの24時間降水量は、鹿児島県奄美市笠利では189.5ミリ、奄美市名瀬で160.0ミリとなり、ともに4月として観測史上1位の値を更新しました。

けさは、奄美地方の大雨はいったんおさまっていますが、沖縄本島地方で雨が強まっています。
午前10時20分までに那覇空港で1時間56.0ミリの非常に激しい雨を観測し、4月として観測史上1位の値を更新しました。

大雨の降った地域では土砂災害などのおそれがありますので、ご注意ください。

沖縄本島地方 きょう20日夕方にかけて局地的に激しい雨

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沖縄本島地方を中心に午後も発達した雨雲のかかる所があるでしょう。

沖縄本島地方では、きょう20日昼前から20日夕方にかけて、多い所で1時間に40ミリの激しい雨が降る見込みです。
なお、雨雲の発達の程度によっては、再び大雨警報を発表する可能性があります。

21日6時までの24時間に予想される雨量【多い所】
沖縄本島地方 100ミリ

土砂災害や川の増水、低い土地の浸水などに注意、警戒し、危険な場所には近づかないようにしてください。

激しい雨って どんな雨?

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所や激しい雨が降った所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

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