沖縄・沖縄市のコザが舞台となった演劇「hana -1970、コザが燃えた日-」が、8月14日(日)に、CS放送局・衛星劇場で放送される。
「hana -1970、コザが燃えた日-」は、2022年1月に東京・東京芸術劇場プレイハウスで上演された舞台。返還直前の沖縄に生きる人々のさまざまな思いが爆発した、歴史的にも意義の大きなコザ騒動を背景に、戦後沖縄の縮図のようなバーでの一夜を描く。
コザ騒動の夜、それとは全く関係なく、家の中で起きた事件により、ばらばらになりかけた家族に変化が起きる。いびつな「偽の家族」が、心からぶつかり合い、わだかまりをとかしていく様子を通して、沖縄という土地が背負わされているもの、現在も変わらぬその業と見詰めるべき未来を浮かび上がらせていく。
演出家・栗山民也氏が長年見詰めてきた沖縄をモチーフに、作家・畑澤聖悟氏に書き下ろしを託し、ついに会話劇初主演となる松山ケンイチと初タッグを組んだ。
アメリカでも日本でもなかった“沖縄”から今も続く物語を、この機会に堪能しよう。
舞台「hana-1970、コザが燃えた日-」
2022年8月14日(日) 20:45〜22:45 衛星劇場にて放送
舞台公演日:2022年1月11日~1月30日
会場:東京芸術劇場プレイハウス
作:畑澤聖悟
演出:栗山民也
出演:松山ケンイチ、岡山天音、神尾佑、櫻井章喜、金子岳憲、玲央バルトナー、上原千果/余貴美子