沖縄発のメタバース「バーチャルOKINAWA」上に、4月26日、世界遺産「首里城」を再現した首里城エリアが公開された。
「バーチャルOKINAWA」は沖縄発のメタバース空間。現在は実際の国際通りが再現されている「国際通りエリア」や、沖縄県出身バンド・ORANGE RANGEの結成21周年を記念してオープンした期間限定のミュージアム「スーパーウルトラちゅらちゅらミュージアム」などのエリアを展開し、沖縄の伝統芸能団体やVTuberとコラボしたイベントなども行っており、今回、「首里城エリア」へと展開する。
首里城は2019年10月31日に発生した火災により焼損。再建を願う気持ちが広がる中、そうした思いをつなぐ活動の一つとして、「バーチャルOKINAWA」上で、株式会社あしびかんぱにーが一般財団法人沖縄美ら島財団監修のもと、このたび、首里城の復元を実施した。
「首里城エリア」では、首里城公園の守礼門から首里城正殿までを忠実に再現。ただ見て楽しむだけでなく、エリア内にいるガイドに話し掛けると首里城の歴史や雑学について学ぶことができ、新たな発見を楽しめるエリアになっている。
また、現在復興中の首里城の様子を確認できる「ドローン映像」が見られるエリアも設置。このドローンの映像は復興の進捗に合わせて更新していく予定だ。
今後は、城郭ライトアップやプロジェクションマッピング、花火大会など夜を彩る演出に加え、観光ガイドツアー、沖縄の伝統芸能・エイサーイベント、エンタメフェスなど、さまざまなイベントの開催やアップデートを予定している。
世界中どこからでも沖縄の世界遺産を体感でき、仲間同士で会話をしながら疑似観光を楽しむことができる。首里城再建への思いを抱きながら、首里城の世界観を体験してみよう。
「バーチャルOKINAWA」入場方法
https://virtualokinawa.jp/