沖縄のアイスクリームメーカー・ブルーシールは、4月5日、カップアイス「ブルーシールカップ」をリニューアル。価格は据え置きで各味20%の増量となった。
「ブルーシールカップ」は、バニラ、チョコレート、バニラ&クッキーの3種類(希望小売価格各151円、税込)。ブルーシールの店舗の味をそのままにカップアイスで表現した。
2020年に同社が県民を対象に消費者アンケートを実施した結果、価格と容量のバランスに満足していない結果が明らかになったことを受け、それまでの135mlから162mlへの増量となった。そうした中でも、「ブルーシールの味を家でも楽しんでほしい」というコンセプトのもと、価格は据え置くという判断となったという。
パッケージは、ブランドロゴとアイスのシズル感のある写真はそのままに、ブランドの持つ「明るい」「親しみやすい」というイメージに、「活発で若々しい印象」をプラスする形で刷新。
さらに、従来の紙製の被せるタイプのふたを廃止し、紙製のヒートシールへ変更。これにより、年間6トンの紙資源の削減を実現する。初回生産のパッケージは、1商品につき1円が首里城再建のための募金に寄付される。
値段そのままの増量という、消費者にとってはうれしい今回のリニューアル。ますます楽しまれるシーンが増えそうだ。