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モデル・宮城夏鈴の“明日の沖縄”への思いを表現した写真展が開催中

  • 2021年3月11日
  • 沖縄島ガール

沖縄・宜野湾市の「カフェユニゾン」は、現在、イベント「チムガナサ・宮城夏鈴写真展」を開催中。期間は、4月26日(月)まで。

「チムガナサ・宮城夏鈴写真展」は、モデルとして活躍する宮城夏鈴(みやぎ・かりん)が自ら企画・モデルを務めたプロジェクト。

沖縄アート界の巨匠である名嘉睦稔(なか・ぼくねん)氏の線描画集「おきなわのお嬢さん〜麗しきみやらび」からインスピレーションを受けて、1980〜1990 年代に描かれたその世界観を、2020年に写真でリバイバルするもの。

沖縄の美しい自然と、色褪せない伝統文化、そこに宿る“うちなー心”を、写真作品を通して体験することができる。また、展示作品は購入も可能。

昨年12月に「国立劇場おきなわ」にて2日間限定で開催された同イベントが好評を博し、このたび「カフェユニゾン」でも開催することが決定した。全30点の作品を、3月3日~4月5日(月)の前期と4月7日(水)~4月26日の後期で作品を入れ替えて展示する。

「カフェユニゾン」での作品展開催が決定し、宮城は「名嘉睦稔さんの線描絵展『おきなわのお嬢さん~麗しきみやらび~』を、私が初めて鑑賞したのは2016 年3月2日。感動で心が震えたことを、今でも良く覚えています。ボクネン美術館を後にしながら、『私も絵の中のみやらびのように美しくなりたい』『沖縄の魂を十分に生かして生きたい』、そんな思いをそれからずっと持ち続けてきました。たくさんの方々のサポートのもとで、このたび写真展を開催する運びとなり、感謝の気持ちでいっぱいです」と胸の内を明かした。

また、写真展について「タイトルは、大好きな祖母との会話から着想しました。『オバーだったら、”愛してる”って言葉を何て言うの?』と尋ねた私に、『“チムグリサ”かね~。人を好きになったら胸が苦しくなるさーね』と答えてくれた祖母。そして、睦稔さんからいただいた『夏鈴さんが感じたのは、“チムガナサ”じゃないかな』という言葉から名付けました。移ろいゆく時、変わりゆく自然、留めることのできない時間の流れの中で生きていているからこそ感じるチムグリサ(哀しさ)は、目の前にある瞬間や刹那の出会いに感じるチムガナサ(切ないほどの愛しさ)でもあります。島のご先祖たちが『美しい』と感じた同じ海や月を、今を生きる私が見て同じように感じている奇跡と、未来の人たちもそうであってほしいという願いを込めて…。楽しんで見てもらえたら、とてもうれしいです」とコメントした。

また、撮影・展示ディレクションを担当したカメラマン・仲程長治(なかほど・ちょうじ)氏は「この企画のお話をいただいた時、名嘉睦稔のあの線画シリーズを写真で再現したいという夏鈴のウムイがひしひしと伝わってきました。沖縄本島を北から南まで網羅した島ロケは本当に楽しい日々で、ボクネン氏の『麗しきみやらび』の世界観を表現しようと、モデル、衣装、カラジ、植物の装飾、サポートらが全力で遊ぶうちに、いつしか不思議な感覚でつながったチームが生まれていました。古き良き時代を懐かしむだけではない、今日も明日も確かに生きている『沖縄の肝美さ』を、どうぞ感じてみてくださいとメッセージを寄せた。

期間中には、宮城をファシリテーターにトークを展開するオンラインライブ配信「カフェユニゾンゆんたくサロン」も開催予定(詳細は後日、ユニゾン公式ホームページと各種SNSアカウントで告知)。

次世代に伝えたい美しい沖縄への思いや願いが込められた宮城夏鈴や企画チームの思いを、写真を通して感じよう

「チムガナサ・宮城夏鈴写真展」
2021年3月3日(水)〜4月26日(月) 11:30〜24:00 入場無料 沖縄・宜野湾市「カフェユニゾン」にて開催
※火曜日定休

【関連イベント】
「ゆんたくサロンwith宮城夏鈴」

【会場・問い合わせ】
「カフェユニゾン」
住所:沖縄県宜野湾市新城2-39-8 MIX life-style 2階
電話:098-896-1060

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