沖縄・宜野湾市にある“飲む”にまつわる専門店「LIQUID」は、1月下旬、島の恵みを抽出したアイランドジン「T CACAO GIN(ティ・カカオ・ジン)」を沖縄、台湾、東京にて発売する。第1期の生産は218本の予定。
「T CACAO GIN」は沖縄県の“飲む”にまつわる専門店「LIQUID」が主宰するレーベル「ISLANDS BEVERAGE」から発売される島の恵みを抽出したジン。LIQUIDが泡盛蔵の瑞穂酒造、チョコレート専門店・TIMELESS CHOCOLATEと共同開発した。2020年12月に発売した「O LEMON GIN」に続く第2弾商品となる。
LIQUIDは「ISLANDS BEVERAGE」にて、島のつくり手たちと共に、島の大地の恵みを生かした飲み物づくりを探究するレーベル。「T CACAO GIN」は沖縄と台湾でつくられた2種類の泡盛をベースに、キーとなるボタニカルに希少なクリオロ種、ファラステロ種、トリニタリオ種の3種類の台湾産カカオを使用した。
ジンの起源は薬用酒と伝わる蒸留酒。沖縄と台湾、隣接する2つの島で育まれた、素材、技術、芸術の融合により生まれた、新たなアイランドジン=命薬(ぬちぐすい)が完成した。
今回コラボした「瑞穂酒造」は、海外の品評会で高い評価を得る沖縄・那覇市首里の泡盛蔵。ジンの香りのキーとなるカカオの選定、および、焙煎については沖縄・北谷町(ちゃたんちょう)のチョコレート専門店「TIMELESS CHOCOLATE」と協力した。
瑞穂酒造
TIMELESS CHOCOLATEがカカオを選定
南の島を想起させるフレッシュかつ甘美なカカオの香り、果物のようなフルーティさ、そしてダークチョコレートのようなビターな余韻が特徴。ストレートや ロック、ジントニックのほか、ミルクにも合う一品。ジン、カンパリ、ベルモットでつくるカクテル「カカオネグローニ」は、まさにチョコレートのような艶やかな味わいを楽しめる。
パッケージのラベルには、沖縄出身の美術家・TOM MAX(真喜志勉)氏が、2014年に制作した作品「黙 視」の一部分を使用。ボトルを包む包装紙は、同作品全体を2色で印刷したものを使用している。
TOM MAX(真喜志勉)氏
「一口で沖縄の魅力が伝わるクラフトジン」を楽しもう。
「T CACAO GIN」
2021年1月27日(水) 5,000円(税別) 東京・伊勢丹新宿店にて発売
2021年1月29日(金) 5,000円(税別) 沖縄県内LIQUID各店、台湾にて発売
アルコール度数:48%
容量:500ml