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沖縄の本土復帰を考える演劇「9人の迷える沖縄人」をオンライン配信

  • 2020年9月25日
  • 沖縄島ガール

沖縄出身のスタッフとキャストで作られる演劇「9人の迷える沖縄人(うちなーんちゅ)~50 years since then~」が、9月25日(金)から、オンラインにて配信される。期間は、10月31日(土)まで。

「9人の迷える沖縄人(うちなーんちゅ)~50 years since then~」は、1972年の沖縄本土復帰当時、沖縄に住む人たちが何を考え、どう捉えていたのか、本土復帰が沖縄に何をもたらしたのか、多様で複雑な立場や心情を、戦後70 年を迎えた沖縄の劇作家、演出家、出演者により浮き彫りにした舞台作品。

沖縄で生まれ育った作り手たちだからこそ描ける精細な沖縄県民の思いと、現在まで続く矛盾、対立するのではなく対話していくことの重要性、その先にある希望を描く。

2016年に「鳥の演劇祭」に招聘され、 沖縄発の作品として高い評価を受けた本作を、本作が描く主題を単に「沖縄の問題」とするのではなく、「日本全体の問題」として共有するべく、脚本の大幅な改稿と新演出を試みた。

そして、県内外で活動する犬養憲子をはじめ、沖縄で人気の劇団「TEAM SPOT JUMBLE」に所属する島袋寛之、与那嶺圭一、沖縄芝居の巨匠・平良進、女優・平良とみの一番弟子・伊禮門綾(いれいじょう・あや)、国立劇場おきなわでは主役を演じる組踊立方・宇座仁一(うざ・じんいち)ら、現代演劇から伝統芸能まで多様なメンバーが集結。

本作は、9月上旬に那覇市の劇場「アトリエ銘苅ベース」にて観客を動員して上演を予定していたが、沖縄県内の新型コロナウイルス感染症の状況悪化に伴い、収録したものをオンラインで全国に配信することとなった。

それぞれの沖縄に対する思い、日本への思い、戦争や恒久平和への思い、いろいろな思いが交差して、渦の中に引きずり込まれていく実力派俳優たちの掛け合いを楽しもう。

「9人の迷える沖縄人(うちなーんちゅ)~50 years since then~」
配信日時:2020年9月25日(金)17:00~10月31日(土)
オンライン鑑賞料:1,600円
鑑賞方法:アトリエ銘苅ベースオンラインSHOP(https://mekarubase.stores.jp)にて鑑賞券を購入後、動画鑑賞用のURLとパスワードを送付。配信期間中にサイトにアクセスし、PC、スマートフォンにて鑑賞

作:安和学治/国吉誠一郎
演出:当山彰一
照明:稲嶺隆(沖縄舞台)
作曲:大司義人
宣伝デザイン:大久保卯月
映像ディレクター:KAKKY GRAFFITI KAKKY
出演:仲嶺雄作/国仲正也(鳩ス)/犬養憲子(演劇きかく「満福中枢」)/島袋寛之(TEAM SPOT JUMBLE) 当山彰一(劇艶おとな団)/宇座仁一(宮城元流能史之会)/上門みき/伊禮門綾(劇団綾舟) 与那嶺圭一(TEAM SPOT JUMBLE)

配信詳細:https://www.m-base.okinawa/9nin-haishin
特設サイト:http://9nin-2020.tumblr.com/

【問い合わせ】
電話:090-2507-0225
メール:oact@m-base.okinawa

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