沖縄出身のGACKTが、9月2日(火)から、地元・沖縄のビールメーカー・オリオンビールのCMキャラクターに就任。同日から、ビール「オリオン ザ・ドラフト」のテレビCMに出演する。
GACKTは、自らを“表現者”と称し、ミュージシャンという枠にとらわれない多才ぶりを発揮する個性派アーティスト。音楽以外にも俳優としてハリウッド映画、日本映画、テレビドラマで活躍し、声優としても映画、ゲーム、アニメに多数出演している。ヨーロッパ、アジア全域、アメリカに多くのファンを抱え、世界中で活動を続けており、SNSの総フォロワー数は600万人を超える影響力を持つ。
そんなGACKTがこのたび、地元のオリオンビールのCMキャラクターに決定した。数日前から同社の公式SNSアカウントにて、新CMキャラクターの発表をするカウントダウンを実施。そのシルエットや体の一部が写った写真から、フォロワーの間では「GACKTでは?」というコメントが多数寄せられていた。
「商品を通じて沖縄素材の魅力や沖縄クラフトである誇りを国内外に発信していく」という同社の活動方針から、現在、海外に拠点を置き、タレントのみでなく実業家としても活躍するGACKTを起用し、新CMを展開することになった。
2019年10月の首里城火災、その後の新型コロナウイルス感染症拡大により、沖縄県経済が難しい状況にある中、沖縄経済や県民を活気づけたいという思いから、GACKTが愛する沖縄への愛を語るCMになっている。
CMは対話形式で、GACKTが沖縄出身のアスリートやアーティストと対談する構成。「GACKTと、ウチナートーク。-食を語る-」篇、「GACKTと、ジモナートーク。-海を語る-」篇の2種類で、それぞれ30秒と15秒のバージョンを制作した。
GACKTは「オリオンビールの顔になるということ、こうやって一緒に仕事ができることは、沖縄の人間にとって誇りです。自分がウチナーンチュ(沖縄人)として沖縄をどうやって元気付けられるだろか、恩返しができるだろうか、全部含めてぜひとも今回の仕事をやってみたいと思っています」と胸中を告白。
撮影を終えて、「沖縄に関係している人との共演もそうだし、地元や愛する場所がある人と同じ時間を過ごして語り合うことができるっていう場が新鮮でした。人は、大切なものがあるから生きていけます。今住む場所が沖縄から離れていても、ウチナーンチュ(沖縄人)としての誇り、魂があるから、歯食いしばって頑張ってこられました。海を前にしてそんな地元を大切にしている人たちと一緒に語り合ってビールを飲めるっていうのは、自分に対してのご褒美であり、幸せな瞬間、ほっと一息つける瞬間でもあります。撮影は大変でしたがすごくいい時間を過ごすことができましたよ」と感想を語った。
テレビCMは沖縄県内のみで、Youtubeでも公開される。CMで見せるGACKTのウチナートークに注目が集まりそうだ。
CM「GACKTと、ウチナートーク。-食を語る-」篇
CM「GACKTと、ジモナートーク。-海を語る-」篇
2020年9月2日(火)〜 沖縄県内にて放送
※オリオンビール公式Youtubeでも公開