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知っておきたい23の洋裁用語

  • 2023年2月4日
  • NUKUMORE

洋裁でよく使う用語を五十音順にご紹介します。裁縫初心者さんも、ベテランの方も、製作中にふとわからない言葉が出てきたら参考にして下さい。

合印(あいじるし)

布地と布地を縫い合わせるときに、ずれないように要所要所つける印。紙チャコ、切りじつけ、へらなどでつける。 k65_p298_map_1_1673843523

あき

洋服を着脱するためにあけた部分のこと。前後中心や脇、袖口にあけることが多い。 k65_p298_map_2_1673843539 k65_p298_map_3_1673843559

AH(アームホール)

袖ぐり線、または袖ぐり寸法のこと。略してAHと書く。 k65_p298_map_4_1673843575

粗裁ち(あらだち)

縫い代を多めにつけて、おおまかに裁断する事。部分的にタックを入れる時や、接着芯を貼ってから裁断する場合などに用いられる。 k65_p298_map_5_1673843598

いせる

ギャザーやタックを使わずに布地を立体的にする技法。主にいせる部分をぐしぬいし、アイロンで縮めて形を作る。「いせ込む」とも言う。 k65_p298_map_6_1673843626

打ち合い(うちあい) 打ち合わせ(うちあわせ)

洋服のあきが左右で重なる部分の事。身頃のあきは女性用の場合、前あきと後ろあきは右側が上になるように重ねる。男性用はその逆。子ども服で共有の場合は男性用と同じように左側を上に重ねる。デザインによっては女性用でも左側が上の場合もある。 女性用 k65_p298_map_7_1673843691 男性用 k65_p298_map_8_1673843700

上前・下前(うわまえ・したまえ)

前の打ち合いを重ねて着る洋服の上になる方の身頃を上前と言う。下側になる身頃は下前と言う。 k65_p298_map_9_1673843803

片返し(かたがえし)

縫い代を一方方向に倒す事。 k65_p299_map_1_1673843818

からアイロン

アイロンをかける時、霧を吹いたり、水分を加えたりせずにドライの状態でかける事。ドライアイロンとも言う。
水は使用しない! k65_p299_map_2_1673843840

切り込み

はさみで布地に切れ目を入れること。布地を縫い合わせる際にカーブや角の縫い代に入れることで引きつりをふせぐ。 k65_p299_map_3_1673843854

毛抜き合わせ(けぬきあわせ) 控える(ひかえる)

2枚の布を縫い合わせたときに縫い目が「毛抜き」のように突き合わせになった状態を毛抜き合わせと言う。縫い目をどちらか一方にずらすことを控えると言う。 k65_p299_map_4_1673843868 k65_p299_map_5_1673843876

差し込む

型紙を配置する際に、同じ方向ではなく片方を上下逆に配置すること。布地の節約になる。 差し込む場合 k65_p299_map_6_1673843891 一方方向に裁つ場合 k65_p299_map_7_1673843921

外表・中表(そとおもて・なかおもて)

2枚の布を重ねるときの合わせ方。裏同士を合わせることを外表、表同士を合わせることを中表と言う。 外表 k65_p299_map_8_1673843938 中表 k65_p299_map_9_1673843946

裁ち出し見返し(たちだしみかえし)

見返しなどを別裁ちにせず、身頃から続けて裁ち出す方法。端をやわらかく仕上げたい場合や、縫製を簡単にしたいときに用いる。 身頃から続ける場合 k65_p299_map_10_1673843962 別裁ちの場合 k65_p299_map_11_1673843969

裁ち切り(たちきり)

縫い代をつけずに布を切り、裁ち端をそのまま切った状態にしておく事。フェルトや合成皮革、チュールなどほつれにくい素材や、ラフなデザインに用いられる。 k65_p299_map_12_1673843987

タック

縫いひだ、つまみなどの意味で立体的に装飾する技法の一つ。たたむ幅や倒す方向もデザインによって様々。 ピンタック k65_p300_map_1_1673844013 片側に倒すタック k65_p300_map_2_1673844021 左右対称のタック k65_p300_map_3_1673844034

ダーツ

身体の丸みに平面の布地を合わせるためにつまむ操作の事。つまむ形がゲームのダーツの投げ矢に似ていることからこの名がついた。 k65_p300_map_4_1673844057

布目(ぬのめ)

布地の織り糸のたて糸とよこ糸の織り目のことで、地の目(じのめ)ともいう。「たてに布目を通す」とは、型紙の布目線(矢印)を織り目のたて糸の方向に合わせて裁断する事を指す。 k65_p300_map_5_1673844074

はぐ・はぎ

布と布をつなぎ合わせる事を「はぐ」「はぎ」と言う。 k65_p300_map_6_1673844101 6枚はぎのスカート k65_p300_map_7_1673844093

持ち出し(もちだし)

あきの下側につける重ね分の事。続けて裁ち出す場合とパンツのように別に裁つ場合がある。 後ろ中心あき k65_p300_map_8_1673844131 パンツの前あき k65_p300_map_9_1673844139

見返し(みかえし)

衿ぐり・前端・袖口など、端の始末に用いる裏側につけるパーツのこと。多くは表布と同じ布を用いられ、接着芯を貼ってしっかりさせて使用する。 k65_p300_map_10_1673844167

型紙・布地が続く状態の事。多くの型紙は半身になっているので、「わ」になっている部分は対称に裁つ必要がある。また裁ち方図では布地が二つ折りになっている事を示す。 k65_p300_map_11_1673844182

割る

縫い代を左右に開く事で、縫い目を中心に左右に広げる仕立て方。 k65_p300_map_12_1673844195 k65_p300_map_13_1673844203

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