切り絵の中でも人気が高い「葉っぱ」の作り方をご紹介します。図案はお好みのサイズでコピーしてください。推奨拡大率は135%です。楽しみながらチャレンジしてみましょう!
必要な材料
事前にコチラもチェック!【切り絵・切り紙の基礎「基本の道具や紙について」】
【用意するもの】
●カッター
●カッターマット
●切り絵の紙
●はさみ
●テープ
●のり(スプレータイプ)
*そのほかにあると便利なもの:ピンセット、新聞紙、ルーペ
【使用する紙について】
切り絵に使用する紙は多種多様で、色や質感によって作品の仕上がりも異なります。
本レシピでは「タント紙」を使用しています。エンボスの小さな凹凸があります。上質紙よりもコシがあり、画用紙よりもやわらかいため、初心者でも使用しやすいのが特徴。
紙の厚さは70~180kg(原紙を1,000枚重ねたときの重さ)まであり、カラーバリエーションも豊富。文房具店で手軽に入手できます。
図案(無料ダウンロードあり)
こちらで紹介している切り絵の図案です。図案はお好みのサイズでコピーしてください。推奨拡大率は135%です。
図案のダウンロードはこちらから
下記をクリックすると、型紙(PDF形式)が表示されますので、ダウンロード後に、ご自宅のプリンターなどで印刷して使用してください。
ATTENTION!
●A4サイズの紙で、横で、倍率100%で印刷してください。
●型紙の無断転載や再配布、販売はご遠慮ください。
●型紙によるいかなるトラブルが発生しても弊社は一切責任を負わないものとします。
【図案『重ね切り絵「葉っぱ」』をダウンロードする】
作り方のプロセス(作り方の確認)
デザインカッターで図案を切り抜くための、プロセスや注意点を確認しよう。
*デザインカッターの扱い方
デザインカッターは通常のカッターよりも精密なカットができるアイテムです。刃角は30°もしくは45°のものが一般的で、角度が低いほうが細かい作業に向いています。持ち方は鉛筆と同じで、刃の方向に動かすことで、紙を切ることができます。
*細かい曲線を切るときは刃先を立てる
細かい部分や曲線の多いところは、刃先を立てて切ることで、切りすぎを防ぐことができます。曲線を切るときは刃の進行方向をこまめに調節し、力み過ぎないようにするのがコツ。
*緩やかで長い線を切るときは刃先を寝かせる
緩やかな長い線を切るときは、刃先を寝かせると、切る線が安定します。切り止めの部分は、刃を立てることで切り残しや切り過ぎを防ぐことができます。
*作り方1/切るための準備をする
01 図案をコピーする
切りたい作品の図案をコピーします。作品図案を参考にして、作りたいサイズでコピーしてください。
02 図案を切り分ける
図案を【over】と【under】にはさみで切り分けます。固定するためのテープを貼る余白を残しておきます。
03 図案と紙を固定する
切り分けた図案の余白部分と作品用の紙をテープで貼ります。ズレないようにしっかりと固定します。
*作り方2/内側から切り始める
01 細かい部位から切る
紙を押さえるためのスペースとしてりんかくは残し、内側から切りはじめます。細かい部分から切るのがおすすめ。
02 紙を回しながら切る
刃先ではなく、紙を回しながら切ります。細かい曲線は4~5回に分けて少しずつ回しながら切るのがコツです。
03 広い部位にカッターを入れる
細かい部位の次は、内側の広い部位を切り始めます。尖っている部位は、内側から先端に向かって切っていきます。
*作り方3/りんかくを切る
01 外側にカッターを入れる
内側が切り終わったら、しっかりと切れているかを確認。破れないように紙から外してから、外側を切り始めます。
02 りんかくをすべて切る
りんかくは直線的な部位や緩やかな曲線が多いため、刃先を寝かせてこまめに調整して切ります。
03 切り抜いた紙を取り外す
切り終わったら、ゆっくりと紙を引き剥がします。切り離せていないところがないか注意しましょう。
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