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秋冬野菜作り「ひっくり返し 畝づくり」のやり方

  • 2021年12月3日
  • NUKUMORE

畑に野菜の苗や種をまくためには「畝(うね)」が必要です。この畝をしっかり作ることで、野菜は安心して育つことができます。ここでは、ガッテン流の、すぐに植えることができる畝づくりの方法を解説していきます。

最新バージョンのガッテン流の畝

水はけが抜群にいい、ガッテン流の畝づくりを紹介します。畝の基本の考え方は以前の畝と変わりませんが、新しく改良を加えたバージョンです。

畝づくり作業がシンプルで、短時間でできあがり、しかもつくったその日からタネまきや苗植えができます。
みなさんの家庭菜園で、夏野菜の畝を秋冬野菜用に転換する際に利用していただければと思います。

つくり方は説明する通りで、用意するものは、畝の下に仕込む枯れ草と米ぬかだけです。
耕さず、除草もしない場所に、土を積んで畝をつくります。積んでいく土は、畝をつくる場所の脇の部分の土です。
ショベルでブロック状にすくった土を180度ひっくり返して積んで畝をつくるのがポイントです。草が下になり、根の先端が上になるように天地を返します。

トラクターや鍬で土を撹拌するのと違い、この畝のいいところは水はけのよさです。
畝をつくったら、足でプレ鎮圧をしてタネをまき、土をかけたら、もう一度足踏み鎮圧をかけてください。水やりなしで発芽がそろいます。

やり方

01 草を敷いて米ぬかを振る

除草しないままで、畝をつくる場所に枯れた草を敷き、その上から米ぬかを振りかけます。米ぬかの量は、草の上が白っぽくなる程度です。 YD10_p78_flow_1_1638340340

02 土をすくう

畝をつくる場所の脇の土にショベルを斜めに挿し、生えている草の根の切るイメージで土を大きなブロックにしてすくい取ります。ショベルですくう深さは10~15cmくらいです。 YD10_p78_flow_2_1638340358 YD10_p78_flow_3_1638340367

03 土をひっくり返す

すくい取った土のブロックをひっくり返して、敷いた枯れ草(畝をつくる場所)の上にのせます。土のブロックの底側が上になります。 YD10_p78_flow_4_1638340385

04 土を返して畝にする

土をひっくり返しながら畝側にどんどん積んで、終わったらもう一方の側の土もひっくり返しながら積み、畝の形をつくっていきます。 YD10_p78_flow_5_1638340407

05 畝の表面をならす

ショベルで畝の形を整えます。大きな土の塊はショベルで叩いて粗く砕いておきます。土を細かく耕すことはしません。これで完成です。 YD10_p78_flow_6_1638340429 野菜も微生物も活性化する畝です! YD10_p78_flow_7_1638340441

野菜作りにまつわる情報をもっと知りたい方におすすめ!

「野菜だより2021年9月号」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんの家庭菜園のレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。 YD10_book_1638340503

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