サイト内
ウェブ

家庭菜園で「タイム」を育てる!コツや活用方法とは?!

  • 2021年8月13日
  • NUKUMORE

肉や魚のくさみ消しなどによく使われるハーブ「タイム」。加熱しても香りが飛びにくく、オーブン料理に向いています。ここでは基本の育て方、成功させるためのポイントやコツ、活用方法などを写真付きで解説していきます。

bm1460_p36_main_1_1628646389

タイム 基本情報

肉料理のくさみを消し、さらに料理にコクと風味を加えるので、西洋では古くから利用されてきました。初夏に白やピンク色の小花をつけ、強い香りを放ちます。
せき、たん、ぜんそく、胃痛などの改善に効果があります。歯痛にはハーブティーでうがいをするとよいといわれています。

・別名:タチジャコウソウ
・科名:シソ科 宿根草 
・原産地:地中海沿岸
・草丈:10~30cm
・利用部分:花・葉・茎
・利用法:ハーブティー、料理、バス、ポプリ、クラフト

栽培カレンダー

※元肥は苗の植えつけ時に与えてください bm1460_p36_map_1_1628645131

育て方

★苗から育てます

01 植えつけは春か秋にしましょう。葉色のよい苗を選びます。 bm1460_p36_flow_2_1628645198 02 タイムは水はけがよくないとよく育たないので、水はけのよい土と5号鉢以上の容器を用意しましょう。 bm1460_p36_flow_3_1628645217 03 ポットを逆さにすれば、上手に苗をとり出すことができます。 bm1460_p36_flow_4_1628645228 04 苗を実際に置いて様子をみてみましょう。根元がやや高くなるようにすると、水はけがよくなります。 bm1460_p36_flow_5_1628645242 05 鉢と苗の間に土を入れ、苗を安定させましょう。 bm1460_p36_flow_6_1628645267 06 根元が少し高くなるように、根元に土を寄せます。 bm1460_p36_flow_7_1628645306 07 底から流れ出るぐらいたっぷり水を与えます。2~3日の間日陰に置きましょう。 bm1460_p36_flow_8_1628645321 08 葉は1年中いつでも収穫できます。茎葉が伸びてきたら、枝ごと収穫していきます。下の方の葉を残しておけば、また葉が生えてきます。 bm1460_p36_flow_9_1628645334 09 収穫したら水で軽く洗って食卓へ。タイムは葉が小さいので、枝ごと利用します。 bm1460_p36_flow_10_1628645347 10 株が大きくなってきたら、大きめの容器(7~8号鉢)に植え替えます。 bm1460_p36_flow_11_1628645363 11 初夏に白やピンク色のかわいい小花が咲きます。タネから育てた場合は、開花は2年目になります。 bm1460_p36_flow_12_1628645379 12 茎葉が茂ってくると風通しが悪くなります。こまめに収穫して、風通しをよくしてやりましょう。 bm1460_p36_flow_13_1628645396 13 花が咲き終わったら、茶色く木のようにかたくなった(木質化した)古い枝を根元近くで切ります。これを切り戻しといいます。 bm1460_p36_flow_14_1628645411 14 切り戻しすると株の負担をやわらげることができます。色のよい若い枝を残しておくと、また新芽が出てきます。 bm1460_p36_flow_15_1628645426 15 切り戻したら、肥料を追加してやります。これをお礼肥えといいます。化成肥料をパラパラとまきましょう。 bm1460_p36_flow_16_1628645452 16 株が古くなると、枝が木質化してきます。4~5年はもちますが、さし木で更新した方がよいでしょう。 bm1460_p36_flow_17_1628645480 bm1460_p36_flow_18_1628645496 「木質化した枝」 17 タイムはさし木でかんたんにふやせます。若くてやわらかい枝より、木質化した枝の方が早く根が出ます。 bm1460_p36_flow_19_1628645514

成功のコツ

★日当たりと水はけをよくしよう!!
植えつけをして苗が落ちついたら、日当たり・風通しがよい場所に移します。日当たり・水はけがよければ、タイムは上手に育てることができます。
暑さ、寒さに強く育てやすいハーブですが、多湿が苦手なので、水やりは控えめにしましょう。水やりのタイミングは、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えるようにします。

★収穫はこまめに!!
タイムは枝葉が茂りやすく、放っておくとすぐボウボウに伸びてしまいます。特に梅雨期は、風通しが悪いと病気や害虫が発生しやすくなるので、注意しましょう。適度に枝を収穫して、風通しをよくしてやることが上手に育てるコツです。これを枝透かしともいいます。
収穫しすぎたときは乾燥保存しておけば、必要なときに必要な分だけ使えます。 bm1460_p36_flow_20_1628646016

みんなの活用法

■魚料理とも相性はばっちり!!少しタイムをのせるだけで風味がよくなります! bm1460_p36_map_3_1628646097 ■ハンバーガーにタイムを入れました。おいしさアップ! bm1460_p36_map_4_1628646119 ■カボチャとバジルとタイムのチーズ焼き bm1460_p36_map_5_1628646141 ■タイムとローズマリーのガーリックオイル bm1460_p36_map_6_1628646162 ■サーモンにレモンタイムを添えて風味をプラス! bm1460_p36_map_7_1628646181 ■水にさしてインテリアにしてもよいでしょう! bm1460_p36_map_2_1628646071

「ハーブ」の家庭菜園についてもっと見たい方におすすめ!

「改訂版 ビギナーシリーズはじめて育てるハーブ」では、今回紹介した以外にもたくさんのハーブの家庭菜園の情報をわかりやすく丁寧に紹介しております。 bm1460_book_1628646273

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。