ものづくりが初めての方にもおすすめの石粉粘土(せきふんねんど)で、かわいい動物を作りましょう!伏せのポーズでくつろいでいるシチュエーションの柴犬は、舌を出した上目づかいで、なんとも心をくすぐられます!
著者プロフィール
もっちり動物造形作家 もんとみ
幼いころから動物や自然をモチーフにしたものづくりに熱中し、現在は造形作家としてカプセルトイの原型制作をメインに活動。作品のテーマである「手触りのある癒し、おおらかな造形、日常の面白み」の三要素を大切に、クスッと笑えて心がほっと緩むような動物の置物を制作し続けている。
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必要な材料・道具
★実寸サイズ:高さ40mm×幅40mm×奥行60mm
【材料】
●石粉粘土
●水
●アクリル絵の具(白、濃黄、茶、青、黒)
●つや出しニス
【道具】
●スケール
●粘土板
●つまようじ
●ヘラ
●デザインナイフ
●紙やすり
●平筆
●細筆
作り方
SIDE
BACK
BOTTOM
★作る時のPOINT
・目線を上に向けるため、鼻の位置を高く設定しましょう。
・首輪まわりに粘土を厚く盛ると、もっちりした肉感を表現できます。
01 粘土を必要量(30g)取り、よくこねて1/3を丸めて頭に、2/3を丸めて楕円形のボディをつくる。
02 頭とボディに水をつけ、接着してなじませる。粘土板の上で半日乾かす。
03 長さ25mm、幅20mmの後ろ足のももと、直径10mmの丸玉で足先をつくる。
04 後ろ足(もも)を体の後ろ側面に貼りつけ、足先パーツを接着する。
05 粘土を直径5mmの筒状に伸ばして長さ20mmの前足をつくり、根元をL字に曲げて接着する。
06 粘土を丸めて直径3mmの丸玉を3つつくり、口の位置に貼りつけてなじませる。※ヘラで舌をかたどります
07 つまようじで1mmのくぼみをつくり、直径2mmに丸めた粘土を水で濡らしてはめ、目をつくる。
08 少量の粘土を三角形に整えて耳をつくる。頭に貼りつけ、ヘラでなじませる。※眉間の線を描いておくとバランスがとりやすいです
09 長さ70mm、幅4mm、厚さ2mmの首輪パーツをつくり、首に沿うように巻きつける。
10 少量の粘土を丸めて尻尾をつくり、お尻に貼りつける。
11 2日以上乾燥させたら、デザインナイフでボディラインを削り出し、紙やすりで表面を磨く。
12 平筆を使って、ベースカラーとしてクリームで全体に塗る。乾燥したら白で重ね塗りをする。
※あえてムラ感を残して毛並みを表現します
13 細筆を使って、うす茶で耳の内側、頬の上部、足の中心を塗る。先に薄い色を塗っておくと、色の境目がきれいに。
14 平筆を使って、黒で体を塗る。胸元や顔などの模様の部分は塗らずに残す。乾燥したら細筆で肉球を描く。
15 細筆を使って、青で首輪、濃ピンクで舌、こげ茶で口の線、黒で目を塗る。乾燥後、目にニスを塗って完成。
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