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2018年度は、日本自然保護協会へ寄付させていただきます。
日本自然保護協会(NACS-J)の活動や自然環境保護に関する情報をお届けします。

坂本龍一さんも応援!
日本で初めて認定された「辺野古・大浦湾 ホープスポット」を守るためにご協力お願いします。

  • 2020年2月7日
  • NACS-J

2020年1月、世界的音楽家の坂本龍一さんが基地移設問題で揺れている沖縄の辺野古・大浦湾を訪れ、「この美しい自然を壊してまで辺野古に新基地を造る意義があるのか。もちろん僕はないと思う。多くの人がそう思うんじゃないか。まだ引き返せる。」と語り、日本自然保護協会が現在行っている署名活動をSNSでシェア、など応援してくださっています!

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▲辺野古を見つめる坂本龍一さん

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▲大浦湾のアオサンゴ(牧志治撮影)

辺野古・大浦湾一帯は、世界的にも豊かな生物多様性を誇る宝物のような海です。

 大浦川、河口にはマングローブと干潟が見られ、浅瀬には沖縄本島周辺で最大規模を誇る海草藻場、沖には泥場や砂地が広がり、湾内には息をのむほど美しいサンゴ礁が生き物たちの「命のゆりかご」として発達しています。大浦湾で確認されている生き物は5334種。そこには262種もの絶滅危惧種が含まれています。

 この海には天然記念物のジュゴンが棲み、絶滅危惧種のウミガメ類が産卵のために上陸します。遺伝的に特異なチリビシのアオサンゴ群集、サンゴ礫が付着して成長する鍾乳洞など、貴重な自然が数多く残されています。


<関連コラム>
●辺野古・大浦湾 生きものたちの物語
https://www.nacsj.or.jp/2019/10/17630/


しかし日米両政府は今、辺野古・大浦湾の海を埋め立てて新しい基地を建設しようとしています。
 本格的な工事は2017年4月から始まりました。これまでに埋め立ての3%が進んでいると言われていますが、環境への影響はより広い範囲に及んでいる可能性があります。いま、工事を止めないと、この豊かな環境が損なわれてしまいます。
※2019年7月時点

 2019年10月、この海の素晴らしさと、それを守ろうとする人々の努力が認められ、辺野古・大浦湾一帯が日本初の「ホープスポット」(希望の海)に認定されました!
 このプロジェクトを進めるミッション・ブルーを立ち上げたのは、世界的に有名な海洋学者のシルヴィア・アール博士です。世界で最も重要な海域をホープスポットに設定し、”保護の網”をかけることを2009年から実施しています。現在は世界で約110カ所以上が認定されています。
 いま、辺野古・大浦湾一帯と、世界のホープスポットの連動が始まったのです。

 いま、工事を止めないと、登録されたばかりの辺野古・大浦湾一帯だけでなく、世界の全てのホープスポットの価値さえ損ないかねません。
 日本自然保護協会では、この素晴らしい海を守るため署名活動を行っています。

 世界に認めまれた海を守るためにはあなたの協力が必要です。ぜひ署名に賛同して、日本初のホープスポットを支えるサポーターになってください!

署名のご協力は こちら( http://bit.ly/3aP49AD)から


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▲大浦湾のアオサンゴ(牧志治撮影)

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