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地域密着型の音楽イベント「北浦和みんなで Swing Festival 2025」が6月1日、北浦和駅西口周辺で行われた。(浦和経済新聞)
店内の一部が音楽ステージに
「北浦和みんなで Swing Festival」は地元でバー「PARADISE-ROAD」(さいたま市浦和区常盤10)を営む山森政人さんと地元のミュージシャン鬼頭つぐるさんが「本物の音楽を地域に届けたい」との思いで2006(平成18)年に始めた同イベント。地域の店や団体と連携しながら毎年6月の第1日曜日に行い今年で18回目となる。
今年は全国各地から過去最多となる57組のミュージシャンが参加。ジャズ、ブルース、ラテン、アイリッシュ、カントリーフォークなど世界の音楽とオリジナルの楽曲を披露するミュージシャンたちが、駅前広場や飲食店、野外スペースなど13カ所の会場で演奏。演奏は11時から20時ごろまで続き、観客は街を巡りながらさまざまな音楽に耳を傾けた。
当日は好天に恵まれ、駅前のビッグバンド演奏には地域の住民や親子が足を止めた。飲食店前でのアコースティック演奏では、食事を楽しみながらゆったりと音楽を味わう姿も見られた。
これまでの歩みを振り返る写真展示や歴代出演者による特別セッションも行われた。フェスの運営を支えるボランティアスタッフも年々増えており、会場整理や案内、ごみの分別などに協力した。
さいたま市在住の30代女性は「駅を出た瞬間から音楽が聞こえてきてワクワクした。街の雰囲気も温かく、毎年この日が楽しみ」と話していた。
山森さんは「ここまで続けてこられたのは、地域の皆さんと音楽を愛する仲間たちのおかげ。人と人をつなぐ音楽の力を信じて、これからも、この街と共に歩んでいきたい」と話す。