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「ブラインドサッカー地域リーグ2025 in 宮城」が6月8日、仙台市泉区の仙台白百合学園中学・高校のグラウンドで開かれる。(仙台経済新聞)
日本一になったコルジャ仙台
ブラインドサッカーは視覚障害のある選手がプレーする5人制のサッカー。4人のフィールドプレーヤーはアイマスクを着けてプレーし、転がすと音の鳴るボールの位置や動きを把握して相手ゴールを狙い、自陣を守る。ゴールキーパーは晴眼者が務め、国内大会では視覚に障害がない人もフィールドプレーヤーとして出場できる。
地域リーグは、全国各地にあるクラブチームが参加しやすいように、北日本、東日本、中日本、西日本の4エリアで行う大会。開催地域において新たなつながりを生み、継続的かつ地域に根付いたクラブチーム活動の基盤をつくることも目的とする。
北日本リーグの仙台開催は2年ぶりで、コルジャ仙台は7連覇が懸かり、2月の日本選手権優勝後の凱旋(がいせん)試合ともなる。コルジャ仙台、ナマーラ北海道、スフィーダ世田谷BFC(東京・オープン参加)の3チームが総当たりで戦う。
日本代表ユーストレセンにも選出されているコルジャ仙台の齋藤陽翔選手は「日本一になったことで重圧もあるが、自分ができることをしっかりとやって、2試合とも勝てるように頑張りたい」と意気込む。「見えない中でのボールを巡る競り合い、激しいぶつかり合いの迫力を生で感じてほしい」と呼びかける。
日景淳也主将は「連覇を狙いながらも、次の日本選手権に向けた新しいチャレンジもしていきたい」と明かす。「ブラインドサッカーという名称を聞いたり、ニュースで見たりすることはあっても、実際に試合を見られる機会は少ない。他のスポーツと比べても球際の激しさが特徴なので、そこを見てもらえたら。視覚に障害のある人もない人も一緒にプレーできるスポーツだという認知度も広がれば」と期待を寄せる。
キックオフは第1試合=9時30分、第2試合=11時30分、第3試合=13時30分。コルジャ仙台は第1試合と第3試合に出場する。入場無料。