「緑のgoo」は2025年6月17日(火)をもちましてサービスを終了いたします。
これまで長きにわたりご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
レンタルスペース「RAKUICHI(らくいち)」(近江八幡市安土町常楽寺)で週に2回開店している「カフェみずたま」が6月2日、1周年を迎えた。(近江八幡経済新聞)
ひよこパンとなまけものパン
「カフェみずたま」は幼稚園の保護者として出会った岸本千春さんと外池千恵さんが共同経営している。2人で「作りたい物を作って販売したい」と、マルシェや貸しキッチンでパン、焼き菓子、ランチなどを提供してきた。
レンタルスペース「RAKUICHI」がオープンする時に店主の野田哲さんから声がかかり、カフェの出店を決めた。「RAKUICHI」が営業する建物は、1919(大正8)年に銀行として建設され、2007(平成19)年からは「楽市楽座館」という名前で観光交流拠点観光案内所や地元の野菜販売所として利用されていた。
止まったままの柱時計や金庫を置くために補強した床など銀行だった当時の面影が残る店内で、毎週木曜と土曜にランチやケーキ、パンなどを提供している。デザート付きランチはアフタヌーンティーのスタンドで提供。メイン料理は煮込みハンバーグやアジフライ、豚カツ、豚の角煮など日替わり。イチゴやメロンなど季節の果物をトッピングしたクッキーシューや、ケーキ、米粉を使った焼き菓子などのスイーツとパンも販売している。フランクフルトをパンが抱きしめている「なまけものパン」や、ヒヨコの顔が3つ連なった「ひよこパン」など、「見た人が笑顔になるようなパン」も販売。
岸本さんは「カフェをオープンしてから、初めてのことばかりで大変なこともあったが、近所の人が野菜を持って来てくれたり、常連客が増えたり、応援してもらっていると感じている。これからも皆さんに来てもらえる店にしたい」と話す。
営業時間は12時~16時。営業日は木曜・土曜のみ。14日は休業、22日は営業。