八丁堀周辺で5月24日、飲食イベント「八丁堀、与力・同心はしご酒」が初開催された。(日本橋経済新聞)
地元飲食店27店が参加
八丁堀エリアにある飲食店27店が土曜の午後というアイドルタイムを有効活用しようと企画した。この日は、地元民や近隣に務めるワーカーなど約515人が来場した。
参加店は各店独自の「与力酒」「同心酒」とおつまみを1メニュー500円で用意。客は目当ての酒とつまみを求めて、腕に参加証のリストバンドをつけ参加店マップを片手に八丁堀の街を散策した。
同イベント発起人でダイニングバー「ここあがる」女将(おかみ)の尾崎弥生さんは「これまで飲食店や地元商店12店があつまって『八丁堀マルシェ』として定期開催していた。毎回200人ほどの人に来場いただいていたが、もう一つ盛り上がりに欠けていた」と話す。
「八丁堀の飲食店の魅力をより多くの方に知ってもらおうと店主たちが集まって、試行錯誤の上で考えついたのが今回のイベント」と尾崎さん。「庶民的な店から高級店まで、27店に来店いただき1品500円という価格で、各店腕によりをかけた料理やお酒を用意した。今後も定期開催するので、気軽に来場していただいて八丁堀になじみの店を作っていただけたら」と話す。