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カフェ「ハルトナリ」が松本・中町の複合施設「なかまちのなか・中村屋」(松本市中央3)内にオープンして2カ月が過ぎた。(松本経済新聞)
複合施設「なかまちのなか・中村屋」の一番奥にある入り口
店舗面積は約10坪。席数はテーブル、カウンター合わせて10席。店内は大きな窓を作って開放感を出し、白とダークブラウンを基調にして落ち着いた空間に仕上げた。店主の松岡いづみさんは「1人でも静かにゆっくりと過ごせるような雰囲気を重視した」と話す。
カラメルにラム酒を入れた定番のプリン(550円)は、硬めでもっちりとした食感。ほかに米粉を使ったケーキやタルトなど、3、4種類のスイーツを用意する。コーヒーは市内で「珈琲(コーヒー)茶房 かめのや」などを展開するロースタリー「アルプスコーヒーラボ」がブレンドした「ハルトナリブレンド」(600円)など3種類。自家製のクラフトコーラ(580円)のほか、ビールやスパークリングワインなどアルコールも提供する。
長年、会社員として事務系の仕事をしていた松岡さん。趣味でカフェ巡りを楽しむ中で、「訪れた人が笑顔になるような場所をつくりたい」と一念発起。2023年1月から市内のカフェ「アンタレス」で3カ月、その後はポルトガル料理店「フェルナンド」で1年間、週1ペースで間借り営業を行った。その後、物件探しを開始。昨年5月、オープンしたばかりの同施設を知人から紹介され、一番奥で、隠れ家的な雰囲気が気に入って決めた。
店名は、春の訪れが近づくという冬の季語から付けた。「春の兆しを感じるような、わくわくした気持ちでお客さんをお迎えしたい」と松岡さん。今後は、米粉のパンなどを使った軽食メニューの充実や、夜営業も検討していきたいという。「お客さんともコミュニケーションを取りながら、心地の良い空間をつくっていければ」とも。
営業時間は11時~17時30分(日曜は16時30分まで、いずれもラストオーダー)。木曜と週1日程度定休。