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京丹後で「久美浜湾博」 久美浜町の歴史と自然を見つめ直すきっかけに

  • 2025年6月11日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 野外イベント「久美浜湾博2025」が6月15日、アメニティー久美浜公園(京丹後市久美浜町)を中心とする町中一帯で開催される。同イベントの開催は今年で3回目。(京丹後経済新聞)

 「久美浜湾博2025」のチラシ。背景の白い部分は久美浜湾をかたどっている(提供=久美浜湾博実行委員会)

 2021年に行われた「久美浜湾周辺をおもしろくするワークショップ」で出た意見やアイデアを形にしようと、有志による実行委員会が協賛を募って開催している同イベント。実行委員長の友松祐樹さんは「久美浜のおいしいものや産物、かぶと山と久美浜湾の景色を楽しんでもらいたいと企画した」と話す。

 「こぐ」「食べる」「歩く」の3つのテーマを設ける同イベント。「こぐ」エリアでは、久美浜湾で約400年前から利用され生活の一部だった「丸子舟」や、京丹後市で毎年大会が開催されている「ドラゴンカヌー」、長く地元で親しまれてきたスポーツである「カヌー」の乗船体験ができる。実行委員の野口加奈恵さんは「昨年は行列ができ体験してもらえない人もいたが、今年は受付方法を変えたので、より多くの人に体験してもらえると思う」と話す。体験料は1人300円で、当日10時から先着順で受け付ける。

 「食べる」エリアでは、同園の芝生スペースに約50店が出店。地元の飲食店やキッチンカー、ハンドメード作家などが出店し、ワークショップなどで体験もできるようにする。

 「歩く」エリアは久美浜一区の町中を対象としている。参加者は写真が載った地図を片手に町を歩き、ポイントを集めることで「食べる」エリアで使えるクーポンを手に入れる。「城下町の名残や、自然と歴史が一体となった町の空気を感じてもらいたい」と友松さん。

 友松さんは「久美浜町の人にはもちろん、いろいろな人に参加してほしい。いずれ久美浜一区だけではなく、町内の他の地域も巻き込んでいきたい。地元の人たちが地域の文化、歴史、自然を知り、見つめ直すきっかけになれば」と期待を込める。

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