宮崎県北で5月19日・20日、社会課題解決の手法を学ぶセミナーが開かれる。(日向経済新聞)
主催は一般社団法人「SINKa(シンカ)」。福岡を拠点にソーシャルビジネス事業や組織を創出するため、九州を中心に活動する。今回は、国際協力の分野で使われる「PCM-PIA(Project Cycle Management for Public Interest Activities=プロジェクトサイクルマネジメント手法)」を使い、社会課題を解決することを学ぶ。講師は国際協力と地域おこしの融合を目指す団体「グローカルな仲間たち」を主宰し、国際協力コンサルタントとして活躍する三好崇弘さん。
シンカ代表理事の濱砂清さんは「プロジェクトサイクルマネジメントの基礎を学んだり、付箋を活用した参加型ワークショップを行ったりするなどして、課題を解決する方法を学ぶ。この手法は休眠預金活用事業と相性がいいので、休眠預金活用を考える機会にもなれば」と話す。休眠預金とは2009(平成21)年1月1日以降の取引から10年以上経過し、その後取引がない預金のこと。預金者へ払い戻せないものは「休眠預金活用事業」の原資として使われる。
会場は、19日=延岡市中小企業振興センター(延岡市東本小路)、20日=美々津プラザ(日向市美々津町)。開催時間はいずれも10時~16時、参加費は3,000円。定員は各会場10人。締め切りは5月15日。開催前日までに要動画視聴。