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第11回 LOHASコンファレンス・ディレクター/テッド・ニンさん
LOHASコンファレンス・ディレクターとして活躍中のテッド・ニンさんに聞きました。

  • 2007年10月1日

LOHASコンファレンス・ディレクターとして
活躍中のテッド・ニンさんに聞きました。

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第11回 LOHASコンファレンス・ディレクター/テッド・ニンさん

profile
米国シカゴ生まれ。コロラド大学出身。
コロラド大学スキーコーチを経て、1998年長野冬季オリンピック開催で、長野県スキーチームコーチとして1996年来日。1999年アメリカに帰国。その後、コンシャスメディア社でLOHAS関連分野の事業に参画。現在、LOHASコンファレンス・ディレクター、LOHAS Journal エグゼクティブエディターとして活躍中。

LOHASのルーツは、両親から・・・

テッドさんが、LOHASの仕事を始められたきっかけは?

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 LOHASについては特に意識して関わってきませんでしたが、 数年間、国外で暮らした後で、私はいろいろな仕事に挑戦しました。 インターネット関連の会社やオンライン広告に関わり、次に、保険のセールスもしましたが私にマッチングした仕事には思えませんでした。 私は落ち込んだ時期もありましたが、 新聞広告でLOHASのデータ入力の仕事を探し、携わることになりました。そんな環境の中でLOHASの専門的な知識を得たり、LOHASの人脈と繋がりが持てるようになりました。

 私はコロラドのデンバー郊外の山で女4人と男2人の6人兄弟で育てられ、大家族なので両親はとても忙しかったと思いますが、そんな中でも両親はコミュニティでとても活動的でした。私の両親は、60年代のヒッピー運動家の一部であったと思います。自然と親しむ生活はごく当たり前でスキーやハイキングのアウトドアライフは身についたものだと思っています。

 私たちの家族はオーガニックなヘルシーフードを食べていました。私はいつも、お菓子を食べ見たいときにテレビを見ている友人を羨ましく思いました。、私の両親は、私たちがテレビを見ることを認めず、私たちに屋外で楽しんでほしかったようです。

LOHASライフを実践!

子どもの頃から、既にLOHASなライフスタイルをされていましたね。

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CSAの“Abbondanza organic farm” CSAは、日本で30年前に始まった生産者と消費者の「産消提携」にルーツがあり、それが欧米に広がり、現在米国とカナダには1,000ヵ所以上のCSAが10万以上の家族に食べ物を提供している。

 その後、コロラド大学でより健康的なライフスタイルについて学びましたが、ボールダーに住んでいると、それは自然そのものですが 、現在もできる限りLOHASなライフスタイルを実践しています。

私はオーガニックフードや代替医療に関していろいろなことを私に教えてくれた妻に出会い結婚しました。私たちの家は太陽エネルギーを使ったグリーンビルトホームです。そして私たちは生活ででる廃棄物はできるだけ多くのものをリサイクルしたり堆肥にしたりします。 また、私たちは有機菜園を持っており、CSAファーム(Community Supported Agriculture)に属して、そこから野菜を毎週受け取ります。 私たちは、ディーゼル車を運転して、低エネルギー活動の分野に協力したり、貯金を社会的責任投資(SRI)に投資しています。今、私は、別のライフスタイルで生活することは考えられません。

LOHASコミュニケーションで国際交流を

長野オリンピックの時に日本にいらしたと聞いていますが・・・

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私は、コロラド大学のスキーコーチをしていて、何人かの日本人の選手を教えていました。 彼らが私を長野県のスキーコーチへと紹介してくれて、長野県のスキーチームのコーチになりました。チームには、オリンピックに出場した多くのワールドクラスのスキーヤーがいました。スキーのオフシーズンの春から秋の間は、高校の英語教師をしました。

また、私はスポーツグラスで有名なオークリーや世界的なメガネメーカーのレイバンなどの会社のコーディネートをしてオリンピック開催期間中のアメリカ人家族のための受け入れをお手伝いしたり、ホームステイやホテルの用意をしました。すばらしい経験でした。そこは、まるでコロラドのようだったので、私は長野に住んでいるのがとても気に入っていました。アメリカに戻ってからも、何度も日本に帰りたいと思ったほどです。

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