サイト内
ウェブ

隠せば隠すほど嘘を上塗りすることに…!音読ノートを無くした娘への神対応に涙腺崩壊

  • 2023年5月17日
  • レタスクラブニュース
ノートや文房具、プリントなど、小学生になると子どもが自分自身で管理しなければいけないものがぐっと増えますよね。

大人でも忘れ物やなくしものをゼロにすることはなかなか難しいですが、子どもならなおさら…。
それなのに、わが子がなくしものをしたときに
「なんでなくしちゃったの⁉︎」
「ちゃんと管理していないからでしょ!」
と、責めてばかりの声をかけてしまうことも多々あります。

もしわが子が配布物をなくしたら、あなたはどんな風に声をかけますか?
さらにその事実を子どもがずっと黙っていたら……?

どの家庭でも起こりえそうなこんな状況。レタスフレンズでもあるチカ母さんの対応が「すばらしい」とツイッターで話題となっています。

当時の様子について、チカ母さんに話を聞きながらご紹介します。








夏休みがあけてしばらくしたころ、チカ母さんの娘さんが学校で使っている音読ノートを無くしたことに気づきます。チカ母さんも一緒に探しましたが、見つかりません。そこで次からは気をつけるよう娘さんに伝え、先生にもう一度もらうことにしました。

チカ母さん
「最初になくしたことを聞いたときは、娘が部屋の片付けをした際に誤ってゴミに出してしまったのだと思ったので、これからは捨てる前に私が最後の確認をしないとなぁと、娘に任せすぎたことを反省しました」








10月半ば、再び娘さんから音読ノートがないと告げられます。改めて先生からもらうはずが、どうやらいまだにもらえていないようです。

チカ母さん
「10月に、実は新しいノートをもらえていなかったと聞いたときは、どういうことなのかすぐに理解ができず、頭のなかは『?』だらけでした」








娘さんは先生に伝えたそうなのですが、先生からはもらっていないとのこと。チカ母さんは
「先生が忘れちゃったのね。それならもう一回言えばいいんじゃない?」
と伝えました。すると
「でも……音読ノートずっと書いてないから怒られる…」
と娘さん。
先生へ言い出せずにいる理由、なんだかわかるような気がします。




学校で音読をしたら、それを音読ノートに記録しているそうです。これまでの授業で必要だったのに、なぜ今になって焦っているのでしょう。


漫画より:娘さん
「…二学期の最後に提出するんだって」




漫画より:チカ母さん
「今まで無くてもさほど困るものじゃなかったからないってわかってながらもそのままにしてたんだ」
「それがここにきて提出する必要性が出てきてパニックになったのね」

落ち着いて状況を確認し、娘さんがパニックになった理由もわかったチカ毋さん。次にこんな言葉をかけられました。








漫画より:チカ母さん
「チカはどうしたら叱られないかをずっと考えているけれど、もう叱られるのを受け入れなさい」
















叱られたくなくて嘘をつくと、その嘘を隠すためにはまた嘘をつかなければいけません。嘘を重ねるごとに叱られる内容が増えて、自分自身も辛くなってしまいます。そのことを娘さんに丁寧に伝えました。
















そしてもう先生に音読カードがないことを素直に伝えるようアドバイスします。
先生がものすごく怒ったらどうしよう、と心配している娘さんに対しても安心できる環境を用意し、しっかりフォロー。これなら一歩踏み出す勇気を持てそうですよね。
















先生に言うタイミングについても、不安な気持ちを抱え続けるよりは早めに伝えた方がよいと諭します。

漫画より:チカ母さん
「一人で抱え込まずに相談するんだよ」
「一緒に考えてチカのこと助けるから」

一つ一つの言葉が娘さんの安心材料になっていることでしょう。

そして次の日。娘さんは先生に伝えることができたのでしょうか…?
ソワソワしながら帰りを待ちます。








娘さんは先生には朝一番で伝え、特に怒られることもなく普通に話せたそうです。








その日の夜、チカ母さんは娘さんからお手紙をもらいました。
そこには相談にのってくれてうれしかったこと、自分に自信がついたことが書いてあったそうです。

漫画より:チカ母さん
「涙腺崩壊された」

聞いているだけでも泣いちゃいそうなエピソードでした。

チカ母さん
「子育ての大変だったことや、辛かったことなど全てを吹き飛ばす嬉しさと感動とで思わず涙しました」

子どもに寄り添う大切さはわかっていても、つい感情的になってしまう場合もあるかと思います。チカ母さんはどのようなことを心がけながらお子さんと接しているのでしょう。

チカ母さん
「娘がまだ8歳の子どもだということを忘れないようにしています。それと、自分で乗り越えることが難しい問題にあたったときに、親に助けを求められる関係でありたいと思っています」


こちらの投稿には2.8万ものいいねがついています。反響の大きさも納得。
チカ母さんの声かけを参考に子どもに寄り添っていけたら素敵な親子関係を築いていけそうですね。

文=上田美里

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2016 KADOKAWA Corp All Rights Reserved