晩酌の途中で、「少しお腹にたまるものがつまみたいなぁ…」という時。さっと作れる気の利いた麺料理を知っていると、晩酌がより楽しくなります。たとえば細かく刻んだ春のにらをたっぷりのせて、熱々のごま油をジュ~ッとかけた、にらそば。熱いうちに全体をよく混ぜて、ふぅふぅとしながら食べれば、ビールがぐいっと進みます!
おつまみにらそば
【材料・2人分】
にら…1/2わ、中華生麺…1玉、オイスターソース・酢…各大さじ1、豆板醤…小さじ1/2~1、ごま油…小さじ2
【作り方】
1.にらは細かく刻む。
2.中華生麺を袋の表示どおりにゆでて湯をきり、オイスターソース、酢各大さじ1、豆板醤小さじ1/2~1であえ、器に盛る。
3.熱いうちににらをのせ、フライパンでごま油小さじ2を弱火で煙がうっすら立つまで熱して、かける。
(1人分190kcal、塩分1.6g レシピ考案/ツレヅレハナコ 栄養計算/スタジオ食)
オイスターソースと豆板醤でガツンとした味つけの麺と、香りの強い生のにらが相性抜群! ごま油はうっすらと煙が出るまで加熱するのがおいしさのヒミツです。ごま油を麺にかけたら、超特急で全体をよく混ぜて! 一口目はぜひ熱々のうちに、食べてみてくださいね。
おつまみ麺料理は他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
豚こまの油そば風うどん
小腹がすいているなら、甘辛味の豚肉をたっぷりのせたうどんはいかが? レンチンしたうどんに調味料(おろしにんにく・しょうゆ・砂糖)で炒めた豚こま肉をのせるだけのお手軽な一皿レシピです。削りがつおや万能ねぎ、卵黄をトッピングして、風味豊かに楽しんで。
ねぎ塩焼きそば
レンチンした焼きそば麺と具材(豚こま・もやし・長ねぎ)をフライパンの上で混ぜ、ふたをして5分ほど蒸し焼きにすれば炒める手間なし! 仕上げに調味料(おろしにんにく・とりガラスープ・塩・水)をざっと混ぜて、青のりをふりましょう。にんにくを利かせた塩味がお酒によく合います。
コーンクリームパスタ
パスタが食べたいけど味つけが面倒…。そんな時は粉末のコーンスープを使えば手軽に作れますよ。ボウルに粉末スープと温めた牛乳を入れて混ぜ、スパゲッティ・生卵・粉チーズを加えてよく混ぜればできあがり。好みでこしょうやパセリを散らしてどうぞ。
コンビーフ焼きうどん
ストックできるコンビーフ缶を使って1品。うどんはレンジで解凍してフライパンに入れ、しょうゆでさっと炒めてお皿に取っておきます。同じフライパンでコンビーフ→レタスの順に炒めたらうどんを戻し入れ、ざっと炒め合わせればできあがり。キャベツをレタスの代わりに使っても◎。
時間をかけずにさっと作れる麺料理は、友人と家飲みをするときにも喜ばれそう。休日のランチにももってこいですよ。
文=齋藤久美子(栄養士)