家計や自分の今後の人生を考えて、働くための第一歩として仕事につながる学びを始める人が増えています。でも時間はどうつくる？ 自分らしく働ける仕事って？ と悩んでいる方も多いはず。とくに、学びを仕事につなげるためには、毎日継続して勉強することが大事なんですが、分かっていてもこれが本当に難しい！ そこで、おうち勉強アドバイザー・ぽこぽこさんに挫折しないコツを伺いました。
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教えてくれたのは
▷おうち勉強アドバイザー ぽこぽこさん
長女の家庭学習をきっかけに、ほめ育てアドバイザーなどの資格を取り、おうち勉強アドバイザーとして活動。近著に「スキマ時間だけで叶う“学ぶ習慣”を引き出すメソッド」（Kindle）。本業は訪問看護師。Twitter＠pocolove2008
今のあなたに合った学びで仕事も生きがいもゲット！
物価高に円安と、何かとお金の不安がある今、学びによってスキルや資格を身につけ、副業を始めたり、キャリアアップを目指す人が増えています。
「仕事につながる学び」といっても、タイプはさまざま。手作りアクセサリー販売などの「趣味を生かすタイプ」の人は、ワークショップで技術を磨くなど趣味を極めることが仕事につながります。「暮らしに役立つタイプ」の学びをする人は、学んだことが生活ですぐ実践でき、やる気を保ちやすいのが特長です。「収入アップに直結するタイプ」の学びは、国家資格など難易度は高いですが、今はオンライン講座など、すき間でできる勉強法も充実。
「家事や本業で忙しい」「きっと挫折する」という人も大丈夫！ 自分の目的や状況に合った学びを選べば、無理なく勉強を続けられます。次の「挫折しない学びのコツ」を参考に、「仕事につながる学び」始めてみませんか。
「何のためにするのか」目的意識をしっかり持つことが大切
自身も2人の子どもを育てながら資格を取り、訪問看護師という本業のかたわら、おうち勉強アドバイザーとして活動するぽこぽこさん。
「忙しい中でも学びを挫折しないコツは、ビジョンをしっかり持つこと。自分が何のために勉強をがんばっているのか、目標を達成したときの自分をイメージすることでやる気が湧いてきます。目標がはっきりしていれば、何を・いつまでに・どこまでやるべきかも明確になり、学びの効率もアップ。おすすめのすき間時間や、モチベーションの保ち方もご紹介します！」
あなたにもきっとある！ おすすめ「すき間時間」
■脳が疲労していない朝時間
家族が起きだす前の早朝は、学びのゴールデンタイム。家族に煩わされず、雑音もなく、集中力アップ。脳が睡眠によってリフレッシュされた状態なので、学んだことがよく頭に入り、効率的です。健康にも◎。前日の夜に朝やることをリストアップしておくと、モチベーションが上がって起きられます。二度寝防止には、「パソコンを起動するまでは目覚ましのスヌーズを切らない」などルールを決めるといいですよ。
■モバイル学習で家事や通勤の時間も
スマホとイヤフォンがあれば、子どもの習い事の間や通勤中でもYouTube の解説動画を見たり、電子書籍を読んだり、どこでも勉強可能！ さらに書籍の音読が聴ける「オーディブル」や音声メディアの「ポッドキャスト」などは、耳だけ傾ければいいので運転や家事をしながらでも学ぶことができます。
■家族みんなのお勉強タイム
子どもの宿題タイムは学びのチャンス！ 宿題を見ながら、自分の勉強も進めましょう。周りが勉強に集中していると、自分の勉強もはかどります。相乗効果で親子両方の学び力がアップ。努力する姿を子どもに見せられる効果も。
すき間時間の効果を最大にするプチアイディア
勉強時に流すなら、究極に集中力が高まるという「ゾーンに入るＢＧＭ」がおすすめ。YouTubeで検索してみて。スマホの電源をオフしたり、機内モードや集中モードに設定するのも有効です。
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毎日バタバタと同じ日々を過ごしがちですが、今や人生100年時代。今後の人生をどう生きたいかを考えて、目標を決めたいものですね。
イラスト／春原弥生 編集協力／清 繭子
【レタスクラブ編集部】
