献立に野菜が足りていないと感じたとき、冷蔵庫の野菜×電子レンジでパパッと作れる副菜は頼りになるもの。今回はレタスクラブ最新号の中から、覚えておくと便利なレンチン副菜をご紹介しましょう!
ブロッコリーの塩昆布あえ
【材料・2人分】
ブロッコリー…2/3個(約200g)、塩昆布…7g、塩…ひとつまみ
【作り方】
1.ブロッコリーは小房に分け、茎は皮を厚めにむいて横1cm幅に切る。
2.直径20cmの耐熱皿にブロッコリーを広げて入れ、塩ひとつまみ、水大さじ4を全体にふる。ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で約4分加熱する。
3.水けをきり、温かいうちに塩昆布7gを加えてあえる。
(1人分33kcal、塩分1.0g レシピ考案/市瀬悦子 栄養計算/スタジオ食)
※電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
レンチンしたブロッコリーに塩昆布をあえただけなのに箸が止まらないおいしさ! 野菜と相性のいい塩昆布をキッチンに常備しておくと、味つけがぐっと簡単になります。ブロッコリーは水をふってからレンジにかけると上手に蒸せますよ。
頼りになるレンチン副菜は他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
キャベツのおかかあえ
レンジでやわらかくなるまで加熱した甘みのあるキャベツは、削りがつお・めんつゆ・塩で風味豊かにあえて。削りがつお+めんつゆのコンビも、野菜のあえものを作るときに覚えておきたい組み合わせです。
たらこにんじん
千切りにしたにんじんにたらこをざっと混ぜ合わせた彩りのいい1品。たらこのほどよい塩気が食欲をそそります。レンジにかけるときはにんじんの上にたらこを散らし、しょうゆ・ごま油を全体にかけてふんわりとラップをして加熱を。
きのこマリネ
和にも洋にも合うマリネは、多めに作って作り置きにしても便利。耐熱ボウルにオリーブ油・レモン汁・塩・こしょうを入れて混ぜ、きのこ(しめじ・エリンギ)を加えてさっと混ぜたら、ラップをしてレンジにかけましょう。少し冷まして味をなじませたほうがおいしく食べられますよ。
小松菜とちくわのレンジ煮
ちくわを使えば、旨みのある煮物がレンジで簡単に。耐熱ボウルに調味料(水・みりん・しょうゆ・塩)を混ぜてちくわ・小松菜の茎・葉の順に重ねてラップをかけ、レンジで加熱すればできあがりです。
忙しない日常を送っていると、栄養バランスまで考えるのも大変ですよね。さっと作れる副菜なら、野菜不足を無理なく解消できますよ。
文=齋藤久美子(栄養士)