家事に育児に毎日へとへと…。「今日はもうこれだけで限界!」とメインおかず1つ+ご飯で済ませてしまうことってありますよね。それであとから「野菜が少なかったかな…」「品数が少なくてさみしい食卓になってしまったかな…」なんて反省したりすることも。今回ご紹介するのは、そんな日にぴったりの切ってあえるだけの副菜です。
トマトやきゅうり、かぶ、豆苗などの生で食せる野菜を選べば、あと一品もそれほど時間はかかりません。極端な話、カットして塩やマヨーネーズをかけるだけでもいいのですが、それではちょっと味気ないなというときのために、簡単なのにおいしく食べられる「あと1品」レシピを5つピックアップしました。
ちくわときゅうりのちぎりサラダ
【材料・2人分】
ちくわ…3本(約75g)、きゅうり…2本、白いりごま・マヨネーズ…各大さじ1、塩…少々
【作り方】
1.きゅうりはめん棒などでたたき、食べやすい大きさに割る。ちくわは手で2cm長さにちぎる。
2.ボウルに入れ、白いりごま、マヨネーズ各大さじ1、塩少々を加え、あえる。
(1人分116kcal、塩分1.2g レシピ考案/舘野鏡子 栄養計算/スタジオ食)
へとへとさんに大人気のちくわときゅうりで1品。白ごまとマヨネーズは同量ずつ入れればOK。ちくわは包丁でカットするよりも、手でちぎったほうが味がなじみやすくなりますよ。
切ってあえるだけの野菜の副菜は他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
トマトでごまあえ
カットしたトマトに、あえごろも(白すりごま・マヨネーズ・しょうゆ・砂糖)をからめるだけ。ごまはたっぷりめに加えて香ばしい風味に仕上げましょう。
かぶの赤じそあえ
かぶは塩もみなどせずにそのままでOK。根と葉をボウルに入れて、しそ風味のふりかけとごま油をあえて食卓に運びましょう。しそのさわやかな風味にごま油のコクが加わり、想像を超えたおいしさです!
ツナと豆苗のサラダ
野菜だけでは食べづらい時は、ツナ缶を使って。ざくざく切った豆苗とともに、オリーブ油・酢・塩・こしょうでざっと混ぜて。ツナ缶はブロックタイプのファンシー缶を使うのがおすすめです。
キャベツとコーンのサラダ
ドレッシング(酢・砂糖・塩・こしょう)を混ぜたボウルにキャベツ(粗みじん)→コーンの順に加えてあえればできあがり。コーンの甘みとキャベツのシャキシャキ食感がアクセントのやみつきサラダです。
切ってあえただけでも野菜のおかずが1品あると、食卓が明るくなるし、栄養価も上がります。疲れている時は無理をせず、こんなおかずで乗り切ってみてくださいね。
文=齋藤久美子(栄養士)