残業で遅くなったから、夕飯を急いで作りたい。そんなときは、冷蔵庫にある材料で炒めものに、という人は多いですよね。じつは、こういうピンチのときにおすすめしたい調理法が、「蒸し煮」なんです!フライパンに材料を入れ、ふたをしたらほったらかせばできあがり。へとへとなときに助かるので、定番入り確実です。パンチがない蒸し煮のイメージをくつがえす、食べ応えのあるとりもも肉とれんこんを使ったレシピをご紹介します。
どうして蒸し煮がおすすめなの?
蒸し煮は作るのがとにかくカンタン!ほかにも、次のようなメリットがあるんです。
材料を入れたらほぼ「ほったらかし」でOK!
かさが減るので野菜がたっぷりとれる!
洗いもの・後片づけがラク
茎や軸などもやわらかく食べられて食材のムダなし
熱効率がいいので短時間でできる
うまみが重なり合っておいしい!
カラダにもお財布にもやさしく、調理時間が短くて、おいしく食べられる。つまり、蒸し煮はいいところばかりの調理法なんです!次にご紹介する、程よいれんこんの食感がアクセントになったレシピも、ぜひ作ってみてくださいね。
* * *
▶︎教えてくれたのは
きじまりゅうたさん
料理研究家。書籍やテレビなどで幅広く活躍中。読者と同世代の目線で作る、簡単だけどどこか新しい家庭料理が好評。
とりももとれんこんのカレー蒸し煮
残ったヨーグルトの活用にもなる
[ 材料・2人分 ]*1人分337kcal /塩分1.9g
・とりももから揚げ用肉・・・ 250g
・れんこん・・・ 150g
・玉ねぎ・・・ 1/2個(約100g)
・パセリ(ドライ)・・・ 適量
調味用
プレーンヨーグルト・・・ 50g
トマトジュース(食塩不使用)・・・ 1/2カップ
砂糖、カレー粉 ・・・各小さじ2
おろしにんにく、塩 ・・・各小さじ1/2
[ 作り方 ]
1. 玉ねぎは縦1.5㎝幅に切る。れんこんは1.5cm厚さの半月切りにする。
2. フライパンに調味用の材料を入れて混ぜ、とり肉、れんこん、玉ねぎを加えて混ぜる。ふたをして中火にかけ、煮立ったら約6分蒸し煮にする。ふたを取ってざっと混ぜ、器に盛ってパセリをふる。
* * *
材料を切ったら、「調味料を入れて」→「材料を入れて」→「ふたをして蒸し煮」で、できあがり!カレー粉だけでなく、トマトジュースやにんにくを加えることで、味に深みがうまれますよ。
調理/きじまりゅうた 撮影/難波雄史 スタイリング/中村弘子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/岡本ジュン
【レタスクラブ編集部】