「日本の調味料と食材で作る」台湾料理を提案するのは、料理研究家として注目を集めるペギーさん。彼女が台湾と日本で何度も試作を重ねてたどり着いたレシピなら、思い立った時にいつでも台湾の味がいただけます!
台湾リピーターも大満足の、本場の味をぜひお楽しみください。
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鹹豆花(シェンドウホワー)
ふわふわ豆腐スープ
レッスンでも人気の豆乳メニュー。
豆花は豆乳から作るのが大変なので手軽に食べられるように絹豆腐でアレンジしました。
◆材料(2人分)
豚ひき肉 … 20g
絹豆腐 … 1/2丁(150g)
にんにく(粗みじん切り)… 1片分
しょうが(粗みじん切り)… 10g
青ねぎ(小口切り)…少々
A
・豆板醤 … 少々
・砂糖 … 小さじ1/2
B
・しょうゆ … 大さじ1/2
・鶏ガラスープの素 … 小さじ1
・塩 … 小さじ1/2
・白こしょう … 少々
水 … 2カップ
酢・ごま油 … 各少々
◆作り方
1 豆腐は大きめのれんげなどで薄く削ぐようにしてすくって器に盛る。
2 フライパンにごま油小さじ1(分量外)を入れ中火で熱し、ひき肉の色が変わるまで炒めてからにんにくとしょうがを入れ、香りが立つまで炒める。
3 2にAを入れて香りが立つまで軽く炒めたら、水とBを入れて沸騰させる。
4 1の上に3を注ぎ、青ねぎと酢、ごま油を回しかける。
【好吃メモ】
豆花がなくても、口溶けのよい柔らかな絹豆腐を使えば台湾の定番スープがすぐできます。お好みでラー油を加えるほか、パクチーをたっぷり入れてもよく合います。
レシピを参考にするときは
・砂糖は主に三温糖を使っています。三温糖は上白糖で代用できます。
・青ねぎとあるのは、九条ねぎやわけぎなど葉の緑色の部分が多い葉ねぎをさします。
・タピオカの粉がない場合、揚げものの衣に使う粉は小麦粉でも代用できますが、食感などに違いがあります。
・市販の豆板醤は、塩分に差があるので、好みで選んでください。
・彩り用の野菜は、好みで加えたり添えたりしてください。
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日本人が作りやすい台湾料理の数々。ぜひお試しを!
作=ペギー・キュウ
※本記事はペギー・キュウ著の書籍『決定版!日本の調味料と食材で とっておきペギーさんの台湾レシピ』から一部抜粋・編集しました