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奇跡の86歳…!「魔女の宅急便」作者・角野栄子さんのおしゃれには、楽ちん&便利なアイデアが満載!

  • 2021年8月4日
  • レタスクラブニュース
児童文学作家の角野栄子さんといえば、赤いメガネにピンクのワンピースといったカラフルで可愛いらしいファッションを思い浮かべるのではないでしょうか。




実は、角野さんのお洋服をコーディネートしているのは娘のくぼしまりおさん。作家・イラストレーターとして活躍しながら、6年ほど前から本格的な「母専属のスタイリスト」を担当しているといいます。




80代である角野さんがおしゃれで若々しく見えるだけでなく、着ている本人が楽しい気分になり、毎日を元気に、快適に暮らすことのできるようにと考え抜いた工夫やコツが満載です。

そんなコーディネート術をまとめた本『50代になった娘が選ぶ母のお洋服 魔法のクローゼット』が8月に上梓されました。ここではトピックスを少しだけ紹介します。

羽織るだけで様になるアトリエコート


角野さんのお気に入りの一つがアトリエコートです。上の写真で角野さんが着ているパッチワーク柄のワークコートのことで、「簡単にいえば長めのシャツワンピースのようなもの」とくぼしまさん。




「執筆するときはもちろん、朝起きて、ゴミ出しにいくときも母はパジャマの上にこれを羽織って行くし、よれよれのワンピースを着ていても、アトリエコートをサッと羽織ってボタンを留めればおしゃれな雰囲気に早変わり。そのまま近所のスーパーにだって行っちゃいます。ね、便利でしょう?」

あまりの使い勝手のよさに、今では好みの生地を見つけては洋裁が得意な友人に仕立ててもらうといいます。

ちなみに写真のじょうろの絵がたくさんついているアトリエコートを着てご機嫌そうな角野さん。このワンピースの生地はもともと何だと思います? 答えは古いシーツ!



「角野栄子Instagram」より

「可愛いでしょう(笑)。どんな色や柄でもいいと思うんです。気分が上がって、楽しくなるようなものなら。

母世代の方がよく『私はもう年だから明るい色柄モノは似合わないわ』と言うけれど、私は逆だと思うんです。年をとったからこそ明るい色を着てほしい。そのほうが若々しく見られるし、何より明るい色を身に纏うと気持ちまでも明るくなって、元気になるから」

新定番!置き忘れ防止の楽ちんエプロンドレス


また、くぼしまさんが試行錯誤を重ねた末に編み出した便利なアイテムがあるといいます。






「エプロンドレスです。上からかぽっと被れるワンピースタイプで、家でもお出かけ用にも活躍します。大きなポケットも特徴で、眼鏡や携帯電話、マスク、買い物のメモ書きも全部入っちゃうから『あれ、どこに置いたっけ?』といった置き忘れがなくなります(笑)」




さらに余った生地でマスクも作製。エプロンドレスと合わせてトータルでコーディネートを楽しんでいるとか。

書籍にはほかにも、母世代から40代〜60代の娘世代までもが活用できるヒントが多数紹介されています。ちょっとした工夫でおしゃれになれる技をぜひ、参考にしてみては。

イラスト=くぼしまりお、文=葛山あかね、撮影=馬場わかな


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