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子どもはめちゃくちゃ麦茶飲む!永遠に作り続ける主婦の身になって考えてみて?/夫が知らない家事リスト

  • 2021年8月4日
  • レタスクラブニュース




「家事」といえば、掃除、洗濯、食事の支度。いえいえ、それだけではないですよね?シャンプーやリンスの詰め替え系家事、トイレットペーパーや枕カバーの交換系家事、永遠に続く麦茶づくり、子どもの持ち物の名前書き…。世の主婦は身をもって体感していると思いますが、認識されにくい「家事」って無数にあるんです!

放送作家・コメンテーターとして大活躍の野々村友紀子さんは、お笑いコンビ・2丁拳銃の修士さんを夫に持つ二児の母。自身の実体験から、主婦たちが抱えている家事のモヤモヤを、辛口でズバズバと指摘する文章に共感必至。

野々村友紀子著『夫が知らない家事リスト』から「子どもはめちゃくちゃ麦茶飲む!永遠に作り続ける主婦の身になって考えてみて?」のパートをお送りします。

※本作品は野々村友紀子著の書籍『夫が知らない家事リスト』から一部抜粋・編集しました

麦茶作り! これも実は立派な家事!




え? これは家事じゃないって? いやいや、立派な家事でしょ!

あのね、子どもって、めちゃくちゃ麦茶飲むねんで!

小学生の子どもが二人いたら、麦茶のボトル1本じゃ足りないよ! 2本いるよ! 2本作るの大変なのよ!

まあね、水出し麦茶も別にいいんですよ、水に麦茶パック放り込むだけなので簡単。

でも、夏場は水出しだと傷みやすいので、心配な場合はやっぱり一度沸かしたお湯で出すとか、沸騰させながらしっかり煮出す方が安心。でもこれが意外と面倒。麦茶なんか、さっとできると思ってるよね? っていうか、考えたこともないやろ!?私も小さい頃、冷蔵庫に入っている麦茶がどんな風に作られてそこにあるのか考えたこともなかったわ!

まず麦茶が減るでしょ? そしたら1リットルほどお湯を沸かす。残っている麦茶をほかの容器に移す。ボトルを洗う。麦茶パックをボトルに入れ、お湯を注ぐ。冷やした後、冷蔵庫へ。

とにかく1本の麦茶が尽きないように、

どんどん製造するのだ。

どうだ! 

え、簡単そう? 何を言うてんの! ボトル洗うのだって、手を突っ込んでしっかり隅まで洗わないと底が茶色くなるので念入りにしないといけないし、冷やしてからじゃないと冷蔵庫に入れられないし……めっちゃ大変やねん!

毎日毎日、誰がやってるか知ってる?食卓の片付け!




食卓の上は、できたらキレイにしておきたい。何も置いてない、もしくは一輪挿しだけそっと置いておくのが理想。でも現実は……子どもの飲みっぱなしのコップに、子どもの幼稚園や学校のお便り、習い事の予定表や月謝袋にティッシュの箱、DMなどが乗っていて、それらが「ごはんだよー」の時にサッと一箇所に積み上げられ、気を抜いているとあっという間に食卓の隅っこはごちゃごちゃ地帯に。だいたいすぐに使う物だったり、今どうしていいかわからない物、絶対に忘れたくない物を置いてしまうのだが、

食卓がごちゃごちゃしていると、なんかすっごくイライラする。

だから、できたら寝る前に全部キレイにしたいのだ。

そんな時に、夫の眼鏡や薬や充電器や財布が置きっぱなしになっていると、イラッ。どこにしまえばいいのかわからない物とか置きっぱなしにするのやめてくれー! せっかく片付けてもそれだけ残るねん! こっちも散らかしてるように見えてるかもしれないけど、置いてる物はだいたい〝家の物!〟 個人の物を並べてるわけじゃないからー!

結局、夫の物を隅っこに固めて、なんか片付けた感がない! 毎日毎日、一応努力してキレイを保ってるんだから、邪魔するのはやめてほしい。

著=野々村友紀子、イラスト=とまぱん/「夫が知らない家事リスト」(双葉社)



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