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ジョーさん。のちょいワザレシピ(5)「漬け」系料理をムラなく漬けるコツ

  • 2021年4月16日
  • レタスクラブニュース


料理のストレスを解決したレシピが満載の書籍「めんどうなことしないうまさ極みレシピ 激烈美味しいストレスなし103品」の著者ジョーさん。のオリジナルレシピ連載です。毎回、料理家ならではの豆知識や裏技など料理が楽しくなる&ラクになる知恵や工夫とともに、すぐにマネできる簡単レシピをご紹介します。第5回目は、お刺身の漬け、味玉など、「漬け」系料理をムラなくつけるコツをご紹介します。

密閉袋と洗濯バサミさえあれば、ムラなしの漬けが作れる!

お刺身の漬けや味付卵を作るときに、タッパーなどに入れると浸かり具合がムラになってしまうことはありませんか?


そんなときにおすすめしたいのが、密閉式のビニール袋。これを使うことで漬け込みムラを少なくすることができます。また漬けだれの量がぐっと少なく済むので節約、フードロスを減らすことにもつながります。さらに、洗濯バサミなどをつかって冷蔵庫などで吊るして保管することで、カンペキにムラのない「漬け」系の食べ物を作ることができるんです。新品の袋を使うことでより衛生的になりますし、洗い物の手間を減らすことができるというメリットもありますよ。(もちろん、落ちないように注意して吊るしてくださいね!)

今回は簡単な「サーモンの漬け」と「味付卵」のレシピとともに実例をご紹介します!

密閉袋でしっかりサーモンのめんつゆごま油漬け




【材料】(2食分/調理時間 3分(漬け込み時間をのぞく)
サーモン 150g
めんつゆ(3倍濃縮) 100ml
ごま油 大さじ1



【作り方】
1.サーモンは薄切りにする。


2.めんつゆ、ごま油を混ぜたら密閉袋に入れ、1を加える。


3.冷蔵庫に入れて吊るす。



ふつうに漬けると、こんなふうに刺身の1枚1枚が重なってしまってムラができるのですが、袋に入れることで防ぐことができます。



【ポイント】
めんつゆにごま油を混ぜることで、コクがあってごはんのおかずにぴったりの一皿に。わさびや胡椒などの薬味を入れるても味が引き締まっておいしくなりますよ。
漬け込み時間は30分程度でもおいしく頂けます。半日ほど漬け込むと中まで味が染み込みますよ。

【冷蔵庫のどこに吊るせばいいの?】
ドアポケットのところがいちばん固定しやすいです。ただし、ドアポケットは温度が変わりやすいので、長期保存には向きません。



1日以上かけて漬け込む料理のときはなるべく冷蔵庫の中の棚板の方につけましょう。30分〜2時間くらいの漬け込み時間で済ませるものなら、ドアポケット付近でもOKです。


密閉袋でムラなし味付卵



【材料】(2〜3食分/調理時間5分(付け込み時間をのぞく)
茹で卵 5個
しょうゆ 大さじ4
酒 大さじ4
みりん 大さじ4



【作り方】
1.酒、みりんを鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら1〜2分アルコールが飛ぶまで加熱する。


2.火を弱めてしょうゆを加え混ぜ、馴染んだら火を止める。


3.あら熱が取れたら密閉袋にカラをむいたゆで卵、1を入れて漬け込む。



【ポイント】
漬け込み時間は半日〜1日程度です。茹で卵は漬けているうちにタッパーの底の面の形がついてしまったり、浮いている部分が色むらになったりしやすいので、吊るして漬けにするのがとくに効果的です。




作り置きしておくこともできて、手間もあまり多くなく、「◯◯漬け」の料理はへとへと主婦の方には特におすすめしたい調理法。余ったお刺身を保存しておくのにも役立ちます。さらに今回ご紹介した袋に入れて吊るす方法なら、失敗ナシで作ることができる上に洗い物も減らせるので、一石二鳥なんです。ぜひ試してみてくださいね。

Profile

ジョーさん。


料理研究家。
共働きで多忙だった母を手伝いたいという想いから料理を始める。ガッツリボリュームのある肉料理から、旬の野菜を美味しく食べるレシピまで「台所に立つのが楽しくなるように」をモットーに幅広いレシピを考案。日々の忙しさの中でも、美味しいものを食べたい、作ってあげたい、という想いに応えられる効率性を最重要視したレシピは、Twitterでも反響を呼び、フォロワー数は24万人超。
Twitter:@syokojiro
著書:『めんどうなことしないうまさ極みレシピ 激烈美味しいストレスなし103品』(KADOKAWA)


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