給料日前になると、どうしても食卓が寂しくなるもの。「食費を抑えたいけど、華やかな料理も食べたい」と願ってしまうのも仕方がありません。今回はそんなワガママを叶えてくれる「洋風&イタリアン」のメインを5つご紹介しましょう。どれも豚こま肉をメインに使用しているので、ボリュームもバッチリですよ。
豚こまライスボール
【材料・2~3人分】
豚こま切れ肉 100g、プロセスチーズ 20g、温かいご飯 茶碗軽く1杯分(約120g)、ソース(焼き肉のたれ 大さじ3、オレンジジュース 大さじ2、マーマレード 大さじ1、バター 大さじ1)、ころも(小麦粉 適量、溶き卵 適量、パン粉 適量)、トマトケチャップ、塩、こしょう、揚げ油
【作り方】
1. チーズは5mm角に切り、ボウルに入れる。ご飯、ケチャップ大さじ1を加えて混ぜ合わせる。6等分して丸める。
2. ラップを敷き、豚肉1/6量を少しずつずらして広げてラップをかぶせ、めん棒などでたたいてのばし、上のラップを取る。塩、こしょう各少々をふり、上に11個をのせて豚肉で包む。残りも同様にする。ケチャップライスはすき間ができないよう、豚肉でぴっちり包むと、きれいなボール状に揚がる。
3. 小麦粉、溶き卵、パン粉の順にころもをまんべんなくつける。揚げ油を高温(約180℃)に熱して2を約3分、きつね色に揚げ、油をきる。
4. 小鍋にバター以外のソースの材料を入れて強火にかけ、2/3量になるまで煮詰める。バターを加えて溶かす。
5. 器に4のソースを入れ、3を盛り、好みでルッコラなどを添える。
(339Kcal、塩分1.6g)
ボウルでご飯とケチャップ、チーズを混ぜ合わせれば準備OK! 完成したケチャップライスを豚肉で包み、揚げていきましょう。食べやすいサイズ感で見た目もかわいいので、子どもが大喜びしてくれるはず。
豚こまバーグ
豚こま肉を使用することで、ひき肉よりもお手軽にハンバーグを楽しめます。フライ返しで軽く押さえつけるようにしながら焼くと、短時間で仕上がるはず。
豚こまとじゃがいものピザ風
じゃがいもはスライサーでごく薄切りにしましょう。耐熱皿に並べて電子レンジでチンするだけで、一体感のあるもちっとした生地を作れます。
豚こまとしめじのハッシュドビーフ風
味の決め手はインスタントコーヒー。かくし味として煮汁に加えることで、肉のこうばしさが格段にアップしますよ。
豚こまとブロッコリーのトマト煮
豚こま肉は大きさがバラバラなので、食べやすい大きさにカットしましょう。にんにくで風味をつければ、パンチがある味わいに。
豚こま肉は密閉できる袋などに入れておけば、冷凍保存できます。安いときに買いだめしておいて、給料日前に活用するのもいいかもしれませんね。
文=田中律