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節約上手のブロガー&インスタグラマーさんに直撃!「私たち、収入ダウンをこう乗り越えました!」【明るい節約メンタルの作り方(3)】

  • 2020年10月6日
  • レタスクラブニュース


コロナ禍での収入減は、節約ブロガーさんたちの家庭にも…。

でもちょっとした工夫でピンチを乗り越える彼女たちに、ちょっとした暮らしの工夫を教えてもらいました。

連載1回目のたんぽぽ・白鳥さん、2回目のお笑い芸人・みはるさんに引き続き、「明るい節約メンタルの作り方」第3回目です!


『夫婦で話し合い、ムダな出費を大幅カット』_ぱる子さん



■\固定費を見直し!/
・妻携帯電話代 6000円→0円
・電気代 3500円→0円
・食費 5万円→3万円
※いずれも1カ月の料金です(以下同)

コロナ禍で一気に仕事が減り、1カ月の収入がなんと20万円もダウン!というぱる子さんち。
そこで後回しにしていた固定費の比較検討に着手。

「携帯電話を楽天の無料プランにし、電気も楽天ポイントで支払いができるプランに変更したため、実質無料に。
何より夫婦で話し合ったり相談する時間が増えたことが一番の収穫でした」




『高コスパグッズで子どもと一緒に楽しく節約』_kaasanさん



■\おやつは簡単自作!/
・おやつ代 5000円→2000円

自営業のkaasanさんち。
1カ月10万円の収入ダウンはいったん貯蓄額を減らすことでカバーし、後に給付金で補塡。
小学生兄妹のおやつは手作りで節約を。

「100均のアイスバーメーカーを使い、ジュースを半分まで入れて凍らせた上から別のジュースを入れ2色アイスにしたりしていました。

子どもたちは作る過程も楽しんでいます!」




『おうちピクニックで外食じゃなくても子どもが満足』_ののこさん



■\外食費を削減!/
・外食代(予備費)4万円→3万円

夫婦+10歳差の姉弟で暮らす、4人家族のののこさん。
6万円ほど収入ダウンした月は、毎月必ずしていた外食を控えたことで、無理なく1万円の節約に。

「外食代わりに、休日はベランダにテントを張ってピクニック風のランチを楽しみました。

またやりたいと子どもにも大好評です」







■\お金のプロに聞く!/

日本、これからどうなる? 私たち、どうすればいい?

新型コロナが私たちの家計に与えるダメージは、かなり大きくなりそうです。
家計運営に暗雲が迫っている今、どんな行動を取るべきか、FPの藤川さんに伺いました。



教えてくれたのは▷藤川 太さん
生活デザイン株式会社代表取締役、ファイナンシャルプランナー。
「家計の見直し相談センター」での相談業務、講師、メディアへの出演などで活躍。
著書に『退職家計やりくりノート2019』(きんざい)など。

■非常事態だという意識で「食べるため」に稼ぐ
 コロナ禍は長引き、家計の収入は落ちていく方向です。
今後も自宅にいる時間が長くなるので、しっかり支出を見直して、通販などでムダなものを購入しないようにしましょう。

 今回の事態は、これまでの不況とは全く違います。

飲食、アパレル、旅行業に限らず、経営者も従業員も結構広い範囲でたいへんな思いをしている人が多いのが特徴です。

私たちファイナンシャルプランナーは、相談者がある程度の収入を得ていることを前提に、効率よくお金を使い貯蓄するアドバイスをしますが、そもそもの収入が途絶えてしまうとアドバイスのしようがありません。

 今はまさに生きる力を試されている時期。
基本に戻って「食べるために」稼ぎましょう。

ポイントは、下の3つ。

非常事態だという危機意識を持って、まず行動することから。

どん底に落ちないためにできること



仕事をしっかり探す。今はこだわりを捨てる
失業や倒産などで仕事を探すときには、現実的な行動を取らなければなりません。
今はやりたいことやプライドにこだわっていると、見つかりません。
職探しには時間がかかるし、いい条件のものは少ないと思います。
でも、食べていくためには稼ぐことが必要です。
仕事はゼロにはならないので、稼ぎ口をしっかり探しましょう。



支払いができなくなる前に、早めに行政やFPに相談する
住宅ローンは払えなくなる前に、早く金融機関などに相談しましょう。
そのままにしておくと、差し押さえられてしまいます。
家賃、教育費なども同じです。
払えなくなりそうなときは一人でモヤモヤ考えず、とにかく誰かに相談してください。
私たちのようなFP、行政の窓口、金融機関など、信用できるところに頼りましょう。



時間があるときこそチャンス!固定費を徹底的に見直す
固定費の見直しは調べて手続きをする時間がかかるので、おうち時間がある今こそ取り組むべきです。
通信費、電気・ガス、住宅ローンなどを徹底的に見直しましょう。
賃貸の人は、今なら家賃の引き下げ交渉ができるかもしれません。
固定費を下げておけばおくほど、収入減になっても慌てずにすみます。


◆◇◆◇◆◇◆◇

強いメンタルと発想力が、これからは大切なのかも。
節約を楽しい!って思える人が、これからの勝ち組だなと思いました。
(編集部 永木)


イラスト/横峰沙弥香 取材・文/細川眞由美・生島典子

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