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ヌルヌルしがちなお風呂のイスは「浴槽のフチにひっかけて浮かせて乾かす」習慣でカビを防げる!ラク〜にスッキリ【後編】

  • 2020年9月8日
  • レタスクラブニュース


湿度も気温も高いと、水まわりはヌメヌメ汚れやカビの温床に…。

すまいのベタベタ汚れのリセット法をレクチャーしていただいた前編に引き続き、後編でも5人のプロに「水まわり」のお手入れのコツを教えていただきます!

ひどくなる前の対処と予防をすれば、掃除の手間が格段に減らせるそう。
どんなところにポイントが?

■\ココをラク〜にスッキリさせます!/
★キッチンシンクの排水口
★浴室まわり
★洗面所の洗面ボウルと鏡
★網戸と窓

■\教えてくれたのはこの5人/
★掃除のプロ★


(左)タスカジ みけままさん/家事代行マッチングサービス「タスカジ」の大人気家政婦。
大手ハウスクリーニング会社で15年のキャリアを持ち、あらゆる汚れの取り方や、掃除術を熟知する達人。

(右)髙橋敬子さん/NPO法人日本ハウスクリーニング協会理事。
分かりやすく、理にかなった掃除法で、テレビや雑誌などの特集でも講師として人気。
監修書に『簡単! 1分そうじ術』(宝島社)などがある。

★片付けのプロ★


(左)さいとうきいさん/日本ライフオーガナイザー協会運営のWEBマガジン『片づけ収納ドットコム』編集長。
収納テクニックや暮らしのアイディアを提案。60平米のマンションに家族3人と犬とで快適に生活。

(中)丸山郁美さん/整理収納アドバイザー。アドラー心理学を応用した「勇気づけのお片づけ」を提唱。
効率のよい片づけも得意。著書は『あなたのお部屋がイライラしないで片づく本』(かんき出版)。

(右)本間朝子さん/仕事と家事の両立のため、家事を効率化する「知的家事」を提案する知的家事プロデューサー。
『家事の手間を9割減らせる部屋づくり』(青春新書プレイブックス)ほか著書多数。


排水口のヌメヌメは「漂白剤」で徹底的に洗う!

ゴミ受けカゴなどパーツはすべて外し、塩素系漂白剤をスプレー。
「細かい部分は古歯ブラシ、広い面はスポンジでこすって」(みけままさん)


▷排水口のパーツを外し、塩素系漂白剤をスプレー


▷ゴミ受けカゴを古歯ブラシで洗う


▷排水口の内側やパイプの中も洗う(手が届くところまで)


黒カビは水で落とせる初期のうちに撃退



「水を流しながら古歯ブラシでこする!」

<こすって落ちないものは酸素系漂白剤を湿布!>
「ペーパータオルでこよりを作り、粉末の酸素系漂白剤を溶かしたお湯に浸します」


「ゴムパッキンに沿って、こよりを張りつけ、20 分ほど放置。
あとは水で流すだけでOK」(髙橋さん)

※使用方法をよく確認してから使用すること


風呂いすは浮かせる&ドア下のスリットをあけてカビ予防

風呂いす使用後は浴槽に引っ掛けて乾きやすく。


「ドア下付近にある換気用のスリットも入浴中以外はあけておいて」(本間さん)




■\ついでに片付け/

小物は全部つるしておく

洗面器や掃除グッズなどの小物類は、全部つるして接地面を最小限に。
掃除するのがラクになり衛生的!


「いちいちものをどかさずにすむので、掃除がラク!」(本間さん)


洗顔のついでに洗面ボウルのヌメヌメを取る

ハンドソープなどと一緒に、スポンジを洗面台まわりに準備。


「洗顔からの流れで、自然に洗面所掃除ができます。
さらに化粧水をつけるときに使うコットンは、使用後すぐに捨てないで。


洗面台や排水口の髪の毛などのゴミをそのコットンで取れば、むだもなし!」(本間さん)


蛇口と鏡を磨くだけでもきれいに見える



「人は光るところに目が行きやすいので、蛇口はメラミンスポンジで磨き、水滴を拭き取って。

鏡の水アカと手アカは、不要なフェイスタオルを半分だけぬらしてまずは水拭きし、もう半分でから拭きを」(丸山さん)。

タオルは写真の矢印のように動かして。



「蛇口など光るところは徹底的に磨く!」


■\ついでに片付け/

ハンドソープとタオル、歯ブラシ以外はできるだけしまう

ドライヤーや洗剤など、使ったまま置かれていると散らかった印象に。

【ドライヤーなどは引き出しにしまって】


「洗面台に出しておくのは、ハンドソープとタオルくらいが理想的。
歯ブラシやスポンジなどは整然と並べておけば、しまわなくてもOK!」(丸山さん)


窓のベタベタ、網戸のザラザラもサクッときれいに!

窓や網戸をあけ閉めする機会の多い夏は、その分汚れも気になる!
外したり、ホースを使わなくてもできる掃除術を髙橋敬子さんがレクチャー!

網戸▷洗車ブラシでホコリを落としてから水拭きすればすっきり!

砂ボコリをラクにかき出せる、大きくて柄も長い洗車ブラシ!

■1.縦横の目に沿ってホコリを落とす



縦横にブラシを動かして目に入ったホコリを落としたら、水でぬらして汚れを拭き取るだけ。
ホースを使わなくても手軽にきれい!



「サッシも一緒にきれいに」

■2.水を含ませたスポンジで全体をぬらしてからクロスで拭き取り




窓▷重曹水を含ませたスポンジとスクイージーでピカピカに!

100円ショップで気軽に買える水切り用のスクイージーが便利。

手アカがついた場所だけ重曹水(水100mlに対して重曹5g)とスポンジで落とし、最後に全体をぬらしてスクイージーをかければ、すぐにすっきり!

■1.手アカ部分にまず重曹水をつける


スポンジに重曹水を数回スプレーして含ませたら、手アカのつきやすい鍵や取っ手の周りとガラスにこするように塗る。

■2.全体をスポンジでぬらす


スポンジに水をたっぷり含ませて、窓ガラス全体をぬらす。
ガラスに砂ボコリがついている場合は、落としてからぬらして。

■3.スクイージーで水を切る


スクイージーを左から右に、右端にたまった水は上から下にスライド。
動かす方向に少し傾けると、水が流れやすくきれいに仕上がる。


「ちょっと傾けるのがプロのワザ!」

◆◇◆◇◆◇◆◇

いつもの動作のついでにちょっとした掃除を組み込むのが続けるコツ!
サラサラツルツルをキープしてまだまだ暑い季節の変わり目も快適に過ごせそうです。
(編集部 神岡)


【レタスクラブ編集部】

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