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話題の“浮き指”を改善する、オフィスでできる簡単な方法

  • 2016年11月12日
  • Life & Aging Report

肩コリなどの原因として話題の足指が床につかない状態「浮き指」。よく言われているように足の裏や指先を鍛える“タオルギャザー”も有効ですが、根本的には重心を変えることで改善します。今回は、浮き指を改善する簡単な方法をご紹介いたします。

■タオルギャザーのやり方

タオルを床に敷いてその上に足を乗せます。落ちたタオルを踏みつける格好です。そして、そのタオルを足の指だけを使って手繰り寄せます。これを繰り返します。簡単そうですが、意外に足の裏が衰えている人は上手くできません。出来た人でも案外しんどいなと感じるのではないでしょうか? 現在の私たちの生活ではそんなに足の裏、足の指を使うことはないですからね。足の指を使えるようにしていくと、浮き指解消だけに限らず身体能力が向上するので、意識の高い人におすすめです。出来るようになったら回数を増やしていきましょう。

■浮き指の原因は後ろ重心

ただ、タオルギャザーは人前ではやりにくく、けっこう面倒。しかも浮き指に関しては、根本的な解決策ではありません。実は浮き指の原因は後ろ重心にあるのです。身体が後ろに傾いてしまっているので踵に体重がかかり、足の指が浮いて遊んでしまって、衰えるのです。これを前重心に変えてあげさえすれば足指が地面につき、自然と足指じたいもしっかり機能するようになります。

■肩コリの原因も後ろ重心!?

浮き指が肩コリの原因なのではなく、浮き指も肩コリも、どちらも後ろ重心のせいだと考えられます。後ろ重心だと足指が浮くのは説明した通り。そして肩コリですが、これは後ろ重心で後ろに引っ張られた身体を戻してくるために頭は前に傾かざるをえず、その頭の重さで肩コリは出現しているのだと構造的に説明できます。

重心を前に移動させる方法

両手の手の指を組んで、裏返して、手のひらが上を向くようにぎゅーっと伸びをします。上手くいくと1回。何回かやってみても構いません。なんと、これだけで重心は前に移動します!

■足指の使いやすさの変化を確認!

時間があったらタオルギャザーをやってみて、この伸びをして、またタオルギャザーをやって、やり易さのビフォーアフターを確認してみてください。伸びをした後は驚くほど足指が使いやすくなっているのを実感してもらえるはずです。

伸びをするだけならデスクワークの合間にもできますよね。 ただ、3日坊主では効果が続かないため、習慣化し続けることが重要です。その場で重心は変わりますが、また戻りますので毎日少しずつ続けていきましょう! 続けることで肩コリも軽減しますよ。
(均整学園講師/ボディデザイナー/鍼灸均整院-AFINA-院長 小柳弐魄)

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