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不安やストレスを撃退!肝を据えるセルフケア呼吸法って?

  • 2016年8月28日
  • Life & Aging Report

筆者がヨガを習慣にしてから10年が経ちました。今では動けなくなるほど体調を崩すことはありませんが、以前は仕事に追われ、プライベートも詰め込み過ぎて、限界が訪れることがしばしばありました。 もちろん30代を過ぎれば、様々な症状に悩まされ不安を感じる機会が増えていきますが、40代ともなればもっと増えていきます。悲しいかな、加齢は誰にでも平等に訪れます。しかし、衰えを遅らせ加齢と上手に付き合う方法はたくさんあります。例えば、呼吸法やヨガ、ストレッチ、栄養価の高いスーパーフードなどは、効果がありそうですよね。中でも今すぐ実践して、効果を感じられるのが呼吸法です。今回は、筆者が不安を感じる時に実践している呼吸法をご紹介します。

■不安を感じる時に実践!肝を据える呼吸法

ヨガでは呼吸を大切にしていますが、なんだか難しそう……と思っている人も多いかもしれません。確かに様々な呼吸法がありますが、基本的には鼻呼吸で行い、吸う息1に対して吐く息を2の長さにするのが、簡単かつ効果的な方法です。 では、実際に筆者が実践しているサンドバックを用いる呼吸法をご紹介します。

呼吸法の動作

動作1:床に仰向けになり首の後ろに自然なアーチがつくように、ブランケットやクッションなどの上に頭を静かにおきます。

動作2:ゆっくりと呼吸に耳を傾け、自然な呼吸から徐々に腹式呼吸(吸う時お腹膨らむ、吐くときお腹へこむ)を繰り返します。

動作3:呼吸に慣れてきたら、みぞおち付近に約5キロのおもしを乗せます。(砂袋のようなサンドバックを使用。もしくは、袋にお米など入れてお手製サンドバックを使用)そのまま深い腹式呼吸を1分〜5分続ける。

 気持ちを落ち着かせたいときにオススメ

この呼吸法は、もともと精神状態が落ち着かずストレスを感じやすい方の症状を改善するために考案されたものだそうです。筆者は性格的にもせっかちで、明日、明後日、明々後日と計画ばかり立てて、気持ちがいつもせわしなく動き回り、ストレスを感じるタイプ。 普通の呼吸法をしていても、どうしても心から落ち着ける感覚が味わえなかったので、このサンドバックを利用した呼吸法を試してみました。実践してみるとお腹で呼吸している感覚がきちんと感じられ、尚且つお腹の深い部分に力が入る感覚も感じられ、肝が座ったかのように下半身に力が入るのが分かりました。いわゆるグラウンディング(足がしっかり地と繋がる状態、身体が安定した状態)の感覚が深まりました。

いかがですか? 普段の呼吸との違いを感じられましたか? 気持ちが焦っている、不安を感じている、という時に試してみてください。必ず気持ちが落ち着き、今やるべきことが自ずと分かってくるようになりますよ。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)

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【参考】
※ティモシー・マッコール著(2011)「メディカルヨガ」(バベルプレス)

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