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食べごろもわかる!プロ直伝・おいしいナスの見分け方5つ

  • 2016年7月2日
  • Life & Aging Report

煮込み料理や焼き物など、様々な料理に使用されるナス。夏に旬を迎え、これからどんどん美味しくなります。調理方法について詳しく知っている方は多くても、案外知られていないのが新鮮なナスの見分け方。せっかく美味しく調理するのだから、スーパーに並んでいる中で最も新鮮なものを選びたいですよね。そこで今回は料理研究家である筆者が「美味しいナスの見分け方」について詳しく紹介します。

■1:ヘタとガクが元気

ヘタの様子で、ナスの鮮度を見極めることが出来ます。濃い紫色で、ツンと立っているヘタは、出荷から時間が経っていない証拠。なるべく元気なヘタがあるナスを選ぶことで、新鮮な物を購入することができます。ヘタのすぐ下にあるガクも、より元気な物を選びましょう。ガクには粒のようなトゲがありますが、しおれていないものが新鮮です。

■2:色が深く、ツヤのある物

ナス本体の色がより深く、ツヤのあるものを選びましょう。ナスの色は時間を経て劣化するほど茶色に変化し、水分が抜けて艶を失います。日光を十分に浴びて立派に成長したナスほど、深い紫色をしている傾向にあります。

■3:ヘタのすぐ下の「首」が太い

十分に成長しきっていない未熟なナスは、「首」とよばれるヘタのすぐ下の部分が細い傾向にあります。きちんと首が太く全体的にずっしりと重みのあるナスは、十分な栄養を吸収して食べごろを迎えています。

■4:張りがあって重い

ナスは水分を多く含む野菜。張りがありズッシリと重いもののほうが、そうでないものよりも新鮮です。手で持った際に張りがあり、つるつるしているものを選ぶのがオススメです。

■5:「ヘタと身の間が2cmくらい」が食べごろ

食べごろを過ぎると、ヘタと身の間の薄紫色の部分の幅が伸びていきます。熟し過ぎたナスは身が縮まり、味と鮮度が落ちているためオススメ出来ません。ヘタと身の間の薄紫色の部分の幅は、1.5cmから2cmほどのものが理想的です。これを基準に、これからすぐに調理する場合は2cm、まだすぐに使用しない場合は1.5cmなど、最も美味しいタイミングで食べられそうなナスを選びましょう。

いかがでしたか? 夏本番であるこれからの季節、食卓に並ぶ機会が増えるナス。しかし夏に限らず、一年を通して広く食されます。是非今回の記事を参考に、スーパーにならんでいる多くのナスから、より新鮮で美味しいものを選んでいただますと幸いです。
(料理研究家 オガワチエコ)

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