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美腸やアレルギー対策に!オリゴ糖の選び方・使い方

  • 2016年6月11日
  • Life & Aging Report

近年、アレルギーに悩むお子さんが増えていますね。幼少期の腸内フローラは、本来ビフィズス菌が多い善玉菌優勢です。アレルギーのお子さんは悪玉菌が多く、腸内細菌のバランスが悪いことで免疫力が下がり、老廃物が血液に取り込まれてアレルギーの原因となるのでは…と考えられています。改善には食事が大切ですが、お子さんが好む甘い味で腸内フローラを改善するには、「オリゴ糖」が役立ちますよ。

■アレルギー対策に!オリゴ糖がオススメの理由

多糖類のオリゴ糖は小腸で分解・吸収されにくく、大腸に届いて善玉菌のエサとなる甘味料です。善玉菌の増殖を促して腸内フローラを改善することから、身体の健康に役立つ成分の「プレバイオティクス」としても認められています。

■オリゴ糖の選び方・取り入れ方のポイント

含有率が高いものを選んで!

オリゴ糖は、シロップ状で販売されていることが多い甘味料です。そのため含有率には商品によって差があります。オリゴ糖と書いて販売されていても、中には砂糖が多く使われている商品も販売されていますから、オリゴ糖の含有率の高いものを選びましょう。

いつものお砂糖の「代わり」に使う

生活の中にプラスするのではなく、いつも使っているお砂糖の代わりにオリゴ糖を使いましょう。オリゴ糖は加熱にも強く、お料理やお菓子作りにも使えます。シロップ状の他に粉末のタイプもありますから、用途に合わせて使い分けるといいですね。

オリゴ糖をとることで、アトピー性皮膚炎の症状を予防できたという報告もあるそうです。子どもは大人と違い、身体のためだから……と食べ物を変えることが難しいもの。お子さんのアレルギーにお悩みのお母様はもちろん、大人の方も腸内フローラの改善のために、オリゴ糖を取り入れてみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)

【関連記事】
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【参考】
※腸内細菌叢と腸管粘膜免疫の関係の解析 および食餌によるその制御を介したアレルギーの予防・改善 – 北海道大学
※腸内細菌学雑誌 Vol. 18 (2004)「難消化性オリゴ糖の抗アレルギー免疫調節作用」 – 日本ビフィズス菌センター
※お砂糖豆知識 – 農畜産業振興機構
※成分情報 オリゴ糖 – わかさ生活
※プレバイオティクス – ヤクルト

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