こんにちは、ズボラ系家事コツ研究員の小町ねずです。今がまさに旬のとうもろこしは、甘くてジューシー。ゆでただけでおいしく食べられる野菜ですが、食べにくいのが短所ですよね。包丁で切り落とすと粒が残ってもったいないし、直接かじりつくと歯に挟まるわ、きれいに粒が外れないわでイライラするし……。今回は、ある意外なアイテムを使って簡単にとうもろこしの粒を外す裏ワザをご紹介します!
とうもろこしを外すのに使用するのは、意外なアイテム。自宅に眠っていることも多いのでは?簡単なのにきれいに外せて、びっくりしますよ!
そのアイテムとはコンビニなどで入手できる、普通の割りばしです。割りばしでも、持ち手の先端が斜めになっているものを用意してくださいね。
ちなみに、かじりつく以外だと、包丁で実を削いで外す方法がポピュラーですよね。包丁で実を外したのがこちら。
一見きれいに外せていますが、根本に少しだけ粒が残っています。ちょっともったいないですよね。
実はとうもろこしの栄養は、根本にある胚芽部分に多く含まれているのだとか。胚芽にはビタミンB1、ビタミンB2などのビタミンB群や、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富なのだそうです。
栄養面でももったいないとは!
では、お次は裏ワザにトライ。
割りばしを割り、斜めになった側を上にして、とうもろこしの端っこから差し込みます。根本にグイッと差し込むのがコツです。
あとは、そのままズズズッと押し込むだけ。
これでだけで、簡単に粒を外すことができるんです!横から見ると、面白いほどきれいに1列外れています。
あとは同じように割りばしで外してもいいけれど、指で粒を倒すようにすると、ポロポロと外すこともできますよ。
簡単に外れて、気持ちいい!
今回は茹でたとうもろこしに使用しましたが、生の状態でも同じように外せます。
割りばしを使うと、根本から粒を外すことができるのが長所です。
外した粒をよく見ると、根本の部分がちゃんと残っているのがわかりますか?
ひと粒ひと粒がきれいで、つぶれもありません。サラダやとうもろこしご飯など、料理に使うときもこれなら美しく仕上がりますね。
栄養を逃さず摂るためにも、時短で簡単に作業をするためにも、割りばしを使うのがベストと言えそうです。
割りばしではなく、硬くて幅が広いスプーンのほうが簡単に外せるのでは?とふと思いつき、平らなジャムスプーンで試してみました。
幅が広いスプーンは根本に差し込みにくく、またひっかかって思うように進めることができません。予想以上に使いにくかった……!
また、何とか外せたものの、無理に力を入れたせいか、ところどころ粒がつぶれてしまうという残念な結果に。
硬ければいいというものではなさそうです。
割りばし1本はちょうどとうもろこしの1列分の幅に相当し、そのおかげできれいに外せるようです。
とうもろこしを無駄なくきれいに外すには、割りばしが一番だと判明しました!
とうもろこしを外す専用のピーラーも市販されていますが、割りばしで十分!引き出しの中に眠っていた割りばしに、こんな活用法があるとは驚きです。
食べにくいとうもろこしも、この裏技でラクラク!ぜひ試してみてくださいね。
撮影・文/小町ねず