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鏡を見るたびにガーン!増えていく「白髪」を黒い美髪に戻すことはできる?生活習慣から改善できるセルフケア方法

  • 2022年12月28日
  • 暮らしニスタ

鏡を見たときに、今までなかった白髪をみつけてしまうとショックですよね。

白髪は、誰もが避けられない老化現象でもあるため、完全に予防することはできません。しかし、白髪ができるメカニズムを知り、増やさないような生活習慣やセルフケアを実施することで対策することができます。

今回は、白髪が増える原因や、生活で取り入れられる予防法についてご紹介します。

白髪が増えるメカニズムと原因

白髪は、髪の毛を着色するための色素細胞を作る色素幹細胞が十分に機能しないことでできやすくなります。

メラニン色素には、黒色メラニンと黄色メラニンがあり、これらが混ざりあって髪色が作られます。メラニンを作るもとになるメラノサイトは色素幹細胞から生まれますが、メラニンが作られにくい状態だと白髪ができやすくなるのです。

また、加齢や遺伝以外に、栄養不足やストレス、紫外線などが影響している場合もあります。

紫外線による影響

白髪は、色素幹細胞が少なくなるとできやすいといわれています。そのため、色素幹細胞のDNAに損傷を与える紫外線は、髪色の変化などに影響を与えます。

ストレス

ストレスは、自律神経の乱れを引き起こすだけでなく、食欲低下などにつながることもあり、これらの原因で白髪が生じる可能性もあります。

また、白髪が気になることが悩みになると、それ自体がストレスとなり、負のスパイラルに陥ります。

生活習慣の乱れ

乱れた食生活や睡眠不足は、少なからず髪にもダメージを与えます。

ビタミン、ミネラル、タンパク質、亜鉛、アミノ酸などをバランスよく取り入れることは、髪の健康に重要で、これらが不足すると白髪など髪の不調につながりかねません。

また、睡眠不足も、新陳代謝の低下や自律神経を乱す原因となり、白髪につながることもあります。

白髪を増やさないためのセルフケア方法

白髪は、遺伝や加齢以外にもさまざまな原因が複雑に絡み合ってできます。そのため、白髪対策には、老化に伴う症状を補うことや、全身の血流や成長ホルモンを司る自律神経の乱れを予防することが大切です。

白髪対策におすすめの方法を3つご紹介します。

1.バランスのとれた食事

メラニン色素を作るための補酵素であるチロシナーゼは、年齢とともに減少します。チロシナーゼがしっかり働くために必要なビタミン、ミネラル、アミノ酸などが不足しないように気をつけましょう。

無理なダイエットなどは、栄養バランスが偏ってしまうので、おすすめできません。

2.ストレス解消

ストレスは、なるべくため込まないように早めに解消しましょう。毎日、リラックスタイムを作って発散するのもおすすめです。また、軽い運動やヨガ、ストレッチなどで解消するのもよいでしょう。

3.正しいシャンプー方法や頭皮マッサージ

正しいシャンプー方法や、頭皮マッサージなどで頭皮の血行を改善することは、髪を健康に保つことにつながります。

白髪ケアには漢方薬もおすすめ

白髪のケアには漢方薬という選択もあります。

白髪は、頭皮や髪への血流不足やホルモンバランスの乱れ、ストレス、睡眠不足、過労などによってメラニン色素が作られなくなることが原因であると考えられます。

白髪の予防・改善には、「血流を改善し頭皮や髪の毛を作る細胞に栄養を届ける」「ホルモンバランスの乱れを改善する」「自律神経のバランスを整え、ストレスを緩和し、睡眠の質を改善する」「消化・吸収機能を改善して髪に必要な栄養を作る」などのアプローチで、メラニン細胞の機能を回復させるように働く漢方薬から選びます。

髪や頭皮を根本から改善することで、白髪だけでなく、抜け毛や薄毛などにもアプローチすることが可能です。

おすすめの漢方薬をいくつかご紹介します。

<白髪ケアにおすすめの漢方薬>

・八味地黄丸(はちみじおうがん)
「腎」の働きが衰えた方の漢方薬です。腎を元気にして、老化に伴う諸症状を改善します。腎の機能低下=老化ともいえますが、若い人でも腎虚の方には用いられる漢方薬です。

・牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
八味地黄丸に、ゴシツとシャゼンシという生薬を加えたものです。老化によって「腎」が衰えた腎虚の症状と冷えを感じる方におすすめの漢方薬です。

・四物湯(しもつとう)
「血(けつ)」が不足した血虚の症状に用いられる漢方薬で女性によく使われます。血流の悪化、血の不足などによって引き起こされるさまざまな症状に用いられます。

漢方薬を選ぶときに重要なのは、その人の状態や体質に合っているか、ということです。うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

しかし、自分で決めるのは、なかなか難しい場合もありますよね。

どの漢方薬が自分に合うのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

漢方に詳しい薬剤師が一人ひとりに効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅まで郵送してくれますよ。

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セルフケアで美髪を取り戻そう

白髪ができる大きな原因は、やはり老化です。しかし、それ以外にも生活習慣の乱れや、ストレスなどでできやすくなる場合もあります。

漢方薬やセルフケアを上手に取り入れて理想の美髪を手に入れてください。

<この記事を書いた人>

薬剤師 相田 彩
薬剤師。昭和薬科大学薬学科卒業。
総合リハビリテーション病院、精神科専門病院、調剤薬局に勤務するなかで、漢方薬が使用される症例の多さと、体質や症状に適した漢方を使用することの重要性を実感する。漢方薬の力をより多くの方に広めるために、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選び、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」で情報発信をしている。
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