ライフオーガナイザーⓇの平沢あかねです。
サイズも豊富で100均でも購入できる「突っ張り棒」は、限られた家の中のスペースを有効活用できる便利なアイテム。
活用度が高い身近な収納グッズですが、いわゆる「映え」を重視すると「突っ張り棒は見た目が気になる…」と敬遠されている方もいらっしゃるのでは?
そこで今回は、見えない場所でも便利に使える!わが家の突っ張り棒活用法についてご紹介します。
▶突っ張り棒は「2本使い」すると最強!!リビングの生活感がなくなる収納ワザとは?
狭い洗面所で困るのが収納スペース。
わが家では洗濯機と壁の間の20cmの隙間に無印良品のポリプロピレンストッカーを設置して、タオルや洗濯洗剤を収納しています。
このストッカーの下(洗濯機と洗濯パンの間)に、こっそり仕込んでいるのが2本の突っ張り棒。ストッカーの安定と洗濯ホースの破損を予防するために活用しています。
ストッカーは洗濯パンのフチにかかるように置いているので、突っ張り棒に大きな負荷がかかることなく設置できました。
さらに引き出しの開閉時にストッカーが奥にずれないよう、洗濯機と壁の間にも1本の突っ張り棒を仕込んでいます。
突っ張り棒は、取り付けたい隙間より数cm長めに調整すると落ちにくくなります。
隙間活用は突っ張り棒の得意分野♪突っ張り棒が丸見えにならずに、隙間スペースを有効活用できました。
引き出しを開け閉めするたびに中身が動いて散らかってしまうことはありませんか?
サイズ豊富な突っ張り棒は、引き出しの中に忍ばせて便利に使うこともできます♪引き出しの奥にストッパーとして突っ張り棒を設置すれば、中身が動かず散らかりません。
「モノのちょい置きスペース」になって散らかってしまう、本棚の手前にできる空きスペース。
とりあえずちょい置きしたモノが溢れてくると、たちまちモノの出し入れが不便になり、あっという間に散らかります。でも、無意識に置いてしまうんですよね。
そこで棚の奥に突っ張り棒を設置して奥行きを調整、手前の空きスペースをあえてなくしてみました。「つい置いてしまうなら、もう置けないようにする作戦」です(笑)。ちょい置きがなくなり本棚がスッキリしました。
※突っ張り棒は設置する場所の強度に注意してご使用ください。
ネジやクギを使わない突っ張り棒は壁を傷つけずに使えるのも魅力!窓枠と壁の間に突っ張り棒を設置して、フェイクグリーンを飾ってみました。
壁と同色の突っ張り棒にフェイクグリーン絡めているので、突っ張り棒が悪目立ちすることなく、簡単にインテリアコーナーができました。現状復帰必須の賃貸住まいでも安心して使えます。
見えない場所でも大活躍の突っ張り棒。こっそりといい仕事をしてくれます(笑)。ご自宅に眠っている突っ張り棒がありましたら、活用してみてはいかがでしょうか。
文・写真/ライフオーガナイザーⓇ平沢あかね