こんにちは。ライフオーガナイザー®のとめ(伊藤智子)です。
IKEAで販売されている人気商品「VARIERA(ヴァリエラ)・鍋フタオーガナイザー」という商品をご存知でしょうか。
ステンレススチール製のスタイリッシュな見た目。広げると均等に伸びていくので、同じ幅の収納仕切りとしても活用できるアイテムです。
本来の使い方は、鍋のフタを美しく並べて収納するための物ですが、”均等な幅”という特性を活かした収納アイデアをご紹介したいと思います。
このデザインを初めて見たときに、まず連想したのが100円ショップ等でも見かける”お皿立て”でした。
あえてVARIERA・鍋フタオーガナイザーを使うことのメリットとしては、お皿の深さに合わせて幅を調整できるという点です。
薄いお皿であれば幅を狭く、高さのあるお皿であれば広げるだけでOK。間隔が開いているので、取りやすく置きやすい。見た目もとても美しく仕上がります。
わが家ではこのお皿を買う時に人ごとにテーマカラーを決め、お気に入りの色をそれぞれが選びました。
こうしてお皿を重ねずに取りやすく収納することで、私だけが食事をするときにピンク1枚を取るのもカンタンです!
多くの冷凍食品は、横に商品名が文字でデザインされていますよね。私はこの収納方法を思いつくまで、気がつきませんでしたが、ラベリングとして使える!と思いました。
お店では正面のパッケージが全面に打ち出されて売っていることが多い冷凍食品。ですが、ご自宅で正面を向けて収納できる冷凍庫があるお宅は珍しいのではないでしょうか。
わが家では、冷凍庫の深い引き出しが使いづらいと感じ、引き出しの中に台を設置(ダイソー購入品)。その上に、このVARIERA・鍋フタオーガナイザーを設置することで、取りやすく、ラベルも見える収納に変身させました。
1年以上使ってみて気づいたことは、お弁当用の冷凍食品は商品の厚みが意外と均一であること。使いかけのものもクリップで留めるだけで問題なく戻せます。
何より、見た目がすっきり。ステンレススチールというのも、寒い冷凍庫に合っているのかな、と思います。
保存容器の収納に困っている場合は、このような使い方はどうでしょうか?
VARIERA・鍋フタオーガナイザーは、6つの空間ができる商品。保存容器も、同じメーカーの同じ深さのもので揃えると使い勝手もいいですし、こうして収納したときにもスッキリ。
大きなサイズも、深い収納の中であれば立てて置くことができますし、フタを立てかけることも可能。
クロスしたシンプルなデザインが、透明の容器を美しく見せてくれる気がします。
キッチンでは、干してから捨てる物、しまうものって意外と多いですよね。一気に干したい!というときにも活躍しています。
棒の高さがないので、ボトル類だけでなくある程度は何でも干せます。まとめ買いした食材を小分けしたりして冷凍する作業を終えた直後は、すべてプラスチックトレーでいっぱいになってしまう場合も!
棒の本数は14本。65mlくらいの小さな飲み物の容器から、牛乳パック、2リットルのペットボトルまで一緒に干せるのでとても便利。もちろん、鍋や鍋フタもOKですよ!
使わないときは、小さくたたんで収納できるのも魅力のひとつです。コンパクトで場所を取らないので使わないときはこのようにして良く使う場所の近くに置いておくと便利です。
一見、難しそうなデザインであっても、キッチンまわりの同じ種類や形のものを収納するには”均等な幅”というのは活用できるな、と感じます。
また、1つで何役も活用できると分かっていると、もし当初の場所で使わなくなっても他の場所で活躍できる!という期待が持てて、お気に入り収納になるのではないかと思います。
文・写真/ライフオーガナイザー®とめ.(伊藤智子)