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やりたくない家事「カレー鍋洗い」…もう油ギトギトに泣かされない秘策とは?

  • 2022年5月10日
  • 暮らしニスタ

こんにちは。家事コツ研究員のAikoです。

子どもがいる家庭では登場頻度が高いカレー。作るのはラクチンだけど、鍋やお皿の洗い物となると、ギトギト油汚れが大変…。

カレーに「あるモノ」を入れて作ると洗い物が劇的にラクになるってご存知ですか?

「あるモノ」とは…粉寒天!

カレー鍋洗いの救世主こそ、「粉寒天」!

カレーに寒天を加えると、ルーが冷めた際に寒天の凝固作用で固まり、油汚れがスルッと取れやすくなるそうな。そのおかげで鍋やお皿など洗い物がラクになるというわけです。

がしかし!いかに洗い物がラクになったとしても、カレー自体が美味しくなくなったら本末転倒。

カレーの香りは?味は?ホントに油汚れがラクに取れるのか?実験してみました!

「寒天カレー」の作り方

粉寒天を入れるタイミングは、カレーの具材を炒めてから水を入れた直後。水の温度が上がると粉寒天がダマになりやすいのでご注意を。

寒天の量は「カレー6皿分」に対して「粉寒天2g」が目安です。

ガスの火を消した状態で鍋に粉寒天を入れ、お玉やヘラなどでよく混ぜます。ダマになっていないことを確認してから火をつけます。鍋の底に寒天成分が沈む場合があるので、加熱中はときどきお玉やヘラで鍋底をこそげながら混ぜます。

あとはいつもの作り方で、カレーのルーを加えて仕上げれば完成です。

寒天カレーの味チェック!

では、いただいてみます!

香りは…いつもどおりの香ばしいカレー。味は…はい、美味しい!味も見た目もわが家のカレーそのもの。違和感もなく、美味しく食べられました♪

寒天入りでも香りや味は問題なし!続いて、洗いやすさの検証です。

お湯だけで洗ってみると…

カレーを食べ終わった後のお皿とお玉、パッと見はいつもと変わりませんが…

なんということでしょう、お湯をかけただけで、お皿とお玉についていたカレールーがベロン!自然と浮いてきたではないですか!

お湯を流しながら、スポンジで軽くなでただけでこの通り!食器用洗剤なしでもピカピカに洗い流せました♪

お鍋も洗ってみます。鍋にこびりついたカレーは寒天で固まっているので、ティースプーンでカンタンに取れました!

洗う前から、カレーのルーが鍋にほとんどついていない状態。すでに成功を確信!

お湯をかけながらスポンジでなでるだけで…

この通り!30秒くらいで、ピッカピカにきれいになりました。

ただし、「寒天カレー」の汚れが落としやすいのは「お湯」に限ります。「水」だと逆に寒天成分がさらに固まってしまい、汚れが取れにくくなってしまいますのでご注意くださいね。

今回は洗剤を使わずにお湯だけできれいになりましたが、油分が気になる場合は食器用洗剤を少量お使いになることをおすすめします。

普通のカレーの場合…

ちなみに、寒天を入れない通常のカレーを作った後の鍋はこんな感じ。

寒天カレーと同じように洗っても、お鍋にルーの油分がベトッとこびりついているため、きれいになるまでかなり時間がかかってしまいました。改めて、寒天効果、絶大です!

2日目のカレーでも“寒天パワー”発揮♪

鍋の中で冷えた寒天カレーなら、取り分けもカンタン!4人で分ける場合、十字に切れ目を入れて…

上の写真のように、フライ返しで一発ですくうことができます。

あとは、皿の上にルーをのせて電子レンジでチンして温めればOK!家族の食べるタイミングがまちまちなときに便利な方法ですよ。

この方法では、普通に取り分けるよりも、ルーの分量がより平等に分けられる利点もあります。

※夏場など気温が高い時期はカレーを保存容器に移し冷蔵庫に入れることをおすすめします。

保存容器からもきれいに取れる!

残ったカレーを保存容器に入れた場合も、寒天カレーならメリット大!温かいまま保存容器に入れ、一晩冷蔵庫に入れておくと、寒天の力でプルンとしっかり固まります。

食べるときは、保存容器の底からスプーンでカレーをすくうときれいにカレーが取り出せます。容器に残ったカレーも少量で、無駄がなく、洗い物もラクチンですね♪

まとめ

粉寒天を入れた「寒天カレー」なら寒天の凝固作用で、ルーが冷めた後に洗い物をすると格段にラクチンでした!

味も香りもいつもと同じ美味しいカレーとして違和感なく食べられ、オマケに寒天の食物繊維も摂取できるので健康的♪いいことづくしの「寒天カレー」、ぜひ一度試してみてくださいね。

文/Aiko

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